4.歴史・文化の保全と継承
明和町には、斎宮跡をはじめとする文化財が数多く登録されており、平成14年度末現在で国指定4件、県指定8件、町指定25件となっています。また、埋蔵文化財も数多く確認されているほか、本町の歴史的背景から、今後も新たに文化財等が発掘される可能性を秘めています。
これら文化財は、郷土への親しみをもたせるとともに、国内外との交流を深めることができる重要な財産です。今後も文化財に関する調査・研究を進めるとともに、その活用と保護・保存につとめます。
町の施策
斎宮跡の保存
「史跡斎宮跡整備基本構想」に基づき、保存地区としての土地利用区分を踏まえ、市街地環境の修復、史跡整備の事業化を推進します。また、町・県の役割分担や土地利用区分などの保存管理計画の見直しを行い、史跡の保護・保存と史跡内住民の生活との調和を図ります。
文化財の保存
文化財を後世に引き継ぐため、適切な保存を行います。また、文化財の調査・研究を推進し、特に価値のあるものについては、文化財指定を検討します。
文化財保護意識の高揚
子どもを主体とした文化・芸術活動を促進するとともに、学術的知識を有する人材を確保し、文化財の適切な保護や情報整理を行います。また、文化財に関する生涯学習講座や学校教育、郷土資料の展示などにより、身近に歴史や文化に親しむ機会を提供します。
町民の環境配慮指針
- まちの歴史や文化への理解を深めましょう
- 地域の祭りや伝統行事に参加しましょう
- 歴史・文化に関する講座や体験学習に参加しましょう
事業者の環境配慮指針
- まちの歴史や文化への理解を深めましょう
- 地域の祭りや伝統行事に参加しましょう
- 開発にあたり埋蔵物などが出土した際は町に連絡しましょう
指定文化財等の状況
平成15年3月31日現在
区 分 |
種別 | 名称 |
---|---|---|
国 | 有形文化財(彫刻) | 木造諸尊仏龕 |
国 | 史跡名勝天然記念物(史跡) | 水池土器製作遺跡 |
国 | 史跡名勝天然記念物(史跡) | 斎宮跡 |
国 | 史跡名勝天然記念物(天然記念物) | 斎宮のハナショウブ群落 |
県 | 有形文化財(工芸) |
刀 銘 (表)天保八年十一月( )日 応武田常貞需固山宗次作之 (裏)略 |
県 | 有形文化財(工芸) | 短刀 銘 雲林院政盛作 |
県 | 有形文化財(工芸) | 六地蔵石幢 |
県 | 有形文化財(古文書) |
紙本墨書 癡兀大恵印信 附 紙本墨書空然印信 |
県 | 有形文化財(古文書) | 紙本 墨書安養寺文書 |
県 | 有形文化財(古文書) | 大淀村二天八王子社神事頭番張 |
県 | 有形文化財(考古) | 金銅装頭椎大刀 |
県 | 有形文化財(考古) | 馬形埴輪(石薬師東古墳群63号墳出土) |
町 | 有形文化財(建造) | 転輪寺表門 |
町 | 有形文化財(建造) | 転輪寺庫裡 |
町 | 有形文化財(彫刻) | 木造聖観音立像 |
町 | 有形文化財(彫刻) | 木造胎蔵界大日如来座像 |
町 | 有形文化財(彫刻) | 木造阿弥陀如来立像 |
町 | 有形文化財(彫刻) | 木造阿弥陀如来立像 |
町 | 有形文化財(彫刻) | 木造僧形座像 |
町 | 有形文化財(彫刻) | 木造阿弥陀如来立像 |
町 | 有形文化財(彫刻) | 木造獅子頭 |
町 | 有形文化財(工芸) | 仏通禅師所用法衣並びに汁物 |
町 | 有形文化財(工芸) | 銅鐘 |
町 | 有形文化財(書跡) | 八木戸庄屋文書 |
町 | 有形文化財(古文書) | 佐田村子安地蔵来暦 |
町 | 有形文化財(古文書) | 郷中十七ヶ条 |
町 | 有形文化財(古文書) | 北畠具教感状 |
町 | 有形文化財(考古) | 環状壷型土器 |
町 | 民俗文化財(無形) | 前野のお頭神事 |
町 | 民俗文化財(無形) | 麻生の左義長 |
町 | 民俗文化財(無形) | 大淀の祇園祭 |
町 | 民俗文化財(無形) | 算所の祇園祭 |
町 | 民俗文化財(無形) | 前野の浅間行事 |
町 | 民俗文化財(無形) | 有爾桜神社かんこ踊り |
町 | 史跡名勝天然記念物(史跡) | 鳥墓神痔跡 |
町 | 史跡名勝天然記念物(史跡) | 惇子内親王墓 |
町 | 史跡名勝天然記念物(史跡) | 斎王尾野湊御禊場跡 |
資料:斎宮跡課
- お問い合わせ
-
生活環境課 環境係
〒515-0332 明和町大字馬之上945番地
電話番号:0596-52-7117
ファックス:0596-52-7137
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