1.多様な生態系の保全と創造

河川や樹林地、農地などは、防災や景観面で機能するほか、野生動植物の貴重な生息・生育場所となっています。しかし、このような空間は開発等による影響を受け、少なくなりつつあります。生態系は微妙なバランスのもとに成り立っており、食物連鎖や共生のバランスが崩れると、希少種の減少につながるだけでなく、特定種の異常繁殖などにより農林漁業への被害が発生し、私たちの活動にも悪影響を及ぼすことがあります。

このため、開発等を行う前にはその影響を検討し、必要に応じて計画を見直すなど、生態系の保全を心がけていくことが重要です。また、河川護岸などにより失われた自然環境についても、可能な限り自然に近い状態を復元・再生するなど、生態系に配慮したまちづくりを進めていくことが求められています。

町の施策

森林の保全

大仏山など開発計画のある区域については、県や周辺自治体との協議により検討します。保安林及び地域計画民有林については「明和町森林整備計画」に基づき適正な保全につとめます。

水辺の保全

ヨシ原や干潟、海岸、祓川に残る河畔林などは、動植物にとって貴重な生息空間となるほか、生態系の営みにより優れた水質浄化機能も併せ持つことから、流域関係者の協働により保全につとめます。また、護岸の整備、改修に当たっては、多自然型護岸の整備を検討します。

生態系への配慮

生物の移動に配慮し、里山から農地、水辺への連続性のある土地利用につとめます。身近な水辺の生物が減少している水田地域において、用排水路の整備・改修を行う際は、水生生物等の生育できる空間を設けるよう、環境配慮工法による施工につとめます。また、外来種の放流による在来種への影響、希少種の乱獲などが問題となっていることから、これらの原因となる悪質な行為については法規的な保護対策を検討します。

生物とのふれあいの促進

環境省が実施する子どもエコクラブへの参加など、体験を通して自然に触れる機会を提供し、自然保護意識の高揚につとめます。また、町内の生態系について情報収集し、だれもが利用できるようつとめます。

町民の環境配慮指針

  • 森林や水辺の維持・管理活動に参加しましょう
  • 動植物の保護活動に協力しましょう
  • 外来種を自然界に放さないようにしましょう
  • 自然とのふれあいを大切にしましょう

事業者の環境配慮指針

  • 動植物の保護活動に協力しましょう
  • 開発にあたっては、生態系の保全に配慮しましょう

祓川(下)と祓川で水生生物調査をする児童(上)

祓川(下)と祓川で水生生物調査をする児童(上)

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生活環境課 環境係
〒515-0332 明和町大字馬之上945番地
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