1.公害の防止

本町では、河川や地下水の水質調査の他、大気、水、土壌のダイオキシン類についても調査を実施しており、概ね良好な結果を示しています。その他の項目については調査を実施していないものの、重大な問題や公害苦情は多発しておらず、比較的公害問題の少ないまちであるといえます。

しかし、宅地化の進行により人口が増加し続けていることから、自動車保有台数の増加に伴う大気汚染や騒音問題、生活排水による水質汚濁、住工混在によるトラブルなど、様々な環境問題の発生が懸念されます。今後も公害の未然防止や苦情への確実な対応につとめるとともに、環境情報の提供や公害防止意識の高揚を図っていきます。

自動車保有台数の推移

自動車保有台数の推移の棒グラフ

資料:数字で見る明和町

町の施策

化学物質対策の推進

ダイオキシン類の環境現況調査を継続するとともに、その他の化学物質に関しても必要なデータの収集、公表につとめます。事業者については、使用している化学物質に関する情報公開、自主的な測定・管理に関する指導を実施します。

大気汚染の防止

低公害車への買い換えや公共交通機関の利用など、環境負荷の低い交通への転換を促進します。自動車の運転に際しては、アイドリングストップや相乗りなど、環境に配慮した運転方法の普及につとめます。また、関係機関と連携し、ダイオキシン類以外についても大気汚染物質の環境現況調査の実施を検討します。事業所からの大気汚染に関しては、「大気汚染防止法」、「三重県生活環境の保全に関する条例」など関係法令に基づき当事者への指導を徹底します。

水質汚濁の防止

河川水質の環境現況調査等を継続し、水環境の保全につとめます。下水道等(農業集落排水施設を含む)整備を計画的に推進し、下水道等区域外における合併処理浄化槽の設置を促進するとともに、浄化槽の適正な管理を促します。また、生活排水による水質汚濁の防止など、町民の意識の高揚を図ります。事業所からの排水に関しては、「水質汚濁防止法」、「三重県生活環境の保全に関する条例」など関係法令に基づき当事者への指導を徹底します。

騒音・振動の防止

自動車の運転に際しては、アイドリングストップ、空ぶかしをやめる、適正な整備を心がけるなど、居住環境に配慮した運転方法の普及につとめます。事業所からの騒音・振動に関しては、「騒音規制法」、「振動規制法」、「三重県生活環境の保全に関する条例」など関係法令に基づき当事者への指導を徹底します。

悪臭の防止

畜糞散布による悪臭苦情が例年発生しているため、「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」等により適正な処理や施肥に関する情報提供、当事者に対する指導につとめます。また、事業所からの悪臭については、「悪臭防止法」、「三重県生活環境の保全に関する条例」など関係法令に基づき当事者への指導を徹底します。

河川の水質調査結果(BOD)

BODとは

河川などの水が有機物により汚れている程度を示すもので、数値が大きいほど汚れていることになります。75%値は、年間n個のデータを水質の良い順に並べた時、0.75×n番目にくる値で、環境基準との比較に用いる。

河川の水質調査結果の折れ線グラフ

資料:環境課

生活排水中の汚濁負荷量(BOD)の割合

生活排水中の汚濁負荷量(BOD)の割合の円グラフ

生活排水中の汚濁負荷量(BOD)を発生源別に見ると、し尿(トイレ)による負荷が3割、風呂・台所・洗濯等の生活雑排水による負荷が7割となっています。
下水道等の普及率が低い本町では、浄化槽による生活排水処理が中心となりますが、単独処理浄化槽ではし尿しか処理されず、残りの生活雑排水は未処理のまま河川に放流されます。
このため、下水道等の整備計画がない地域では、し尿を生活雑排水を処理できる合併処理浄化槽へ転換することが重要となります。

資料:環境白書(環境省)

町民の環境配慮指針

  • 近くに出かけるときは徒歩や自転車を利用しましょう
  • 公共交通機関の利用を心がけましょう
  • 低公害車を選びましょう
  • アイドリングストップや環境にやさしい運転を心がけましょう
  • 自動車は適正な整備につとめましょう
  • 流し台には水切りネットや三角コーナーを設置しましょう
  • 下水道供用開始後の早期接続や合併処理浄化槽の設置につとめましょう
  • 身近な水辺を利用し、水辺の現状を認識しましょう
  • 河川の生物調査や美化活動に参加しましょう

事業者の環境配慮指針

  • 規制基準等を遵守し、排出ガスや排水の管理を徹底しましょう
  • 公共交通機関の利用を心がけましょう
  • 共同輸配送や帰り荷の確保など物流の合理化を進めましょう
  • 低公害車を選びましょう
  • アイドリングストップや環境にやさしい運転を心がけましょう
  • 自動車は適正な整備につとめましょう
  • 深夜営業による騒音やネオンなどの照明に気を配りましょう
  • 下水道供用開始後の早期接続や合併処理浄化槽の設置につとめましょう
  • 災害・事故対策として緊急時対策マニュアルなどを策定しましょう
  • 化学物質の適正な管理につとめましょう
  • 家畜糞尿等による水質汚濁や悪臭の防止につとめましょう
お問い合わせ
生活環境課 環境係
〒515-0332 明和町大字馬之上945番地
電話番号:0596-52-7117
ファックス:0596-52-7137

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