議会だより 2006年8月 特集

視察レポート 議会だより編集特別委員会(4月13~14日)

両町とも「町村議会広報全国コンクール」に入選された町でもあり、非常に積極的に「議会だより」の作成に取組んでおられ感銘を受けた。ここに報告と共に、明和町でも是非参考にし、「わかりやすく、読みやすく、親しみやすい」をモットーに、頑張っていかねばと改めて痛感した。

音羽町

 東三河地方に位置し、近年企業の進出と住宅開発で都市化が進んでいる。町の人口は約8,900人、世帯数は約2,900世帯。議員数は12人で特別委員は6人で構成、任期は2年。

 「議会だよりおとわ」を発行。表紙の写真は活動的で鮮明。ワンポイント説明を入れている。記事の基調色はオレンジ色と黒の二色刷り。一般質問、答弁の内容は簡単明瞭にわかりやすく、裏面は今日的な話題を掲載。また、一般質問のその後は掲載している。

席について話し合いが行われている委員会の様子の写真

美和町

 名古屋市の西12キロメートルで海部郡の北に位置する。町の人口は約24,500人、世帯数は約8,700世帯で明和町とほぼ同じ規模。議員数は17人で特別委員は8人で構成、任期は議員任期の4年。

 「議会だよりみわ」を発行。表紙に重点を置き、読み手の気持ちを大切にしている。記事の基調色は水色と黒の二色刷り。一般質問、答弁の内容は600字程度で、編集委員が全責任を持って編集を実施。裏面の記事はその都度工夫している。また、新聞社の社員を招き編集のポイントについて研修会を実施している。

テーブルの上の資料を見ながら話し合いをしている美和町の議会の様子の写真

視察レポート 行財政改革特別委員会(5月24~26日)

 行財政改革に先駆けて実行している市町を訪問し、調査を行った。これらの事を充分参考に、明和町のさらなる行財政改革に取組んでいきたい。

北海道南幌町

 札幌市の南に位置し、議員定数は現在14人だが、次の一般選挙から11人とする。
 平成15年7月に近隣3町での任意合併協議会を立ち上げたが、合併の有無を住民投票し、自立の道を選択。
 行財政改革審議会の答申に基づき、職員のワーキンググループにより行財政改革行動計画を策定する。計画期間は平成17年度から平成22年度まで。毎年度、評価と公表を通して、計画目標の達成のための取組みを進める。実行計画は、時代に即応した行政運営の徹底、経営基盤の強化、簡素で効率的な行財政システムの確立、地域政策とパートナーシップの推進について、約80項目を掲げている。

会議用のテーブルに向かい合うように議員が着席し、話し合いをしている北海道南幌町の議会の様子の写真

北海道美唄市

 札幌市と旭川市のほぼ中間に位置し、現在、自治基本条例と議会基本条例を来年3月の制定に向け、議会ともども取組んでいる。
 市町村合併に関するふれあいトーク、シンポジウムを行った後、アンケート調査を実施した結果、自立の道を選択する。

 美唄21世紀まちづくりプラン平成18年度から平成22年度に基づき施策を実施。柱は福祉、環境、交流、自立と協働のまちづくりをめざす。自立推進計画は、「美唄市まちづくり委員会」の提言や市民の意見を元に策定。行財政改革提案制度として、市民提案制度と職員提案制度を実施している。予算編成は総合計画に基づき編成し、総合計画登載事項以外は予算要求しない。また、自立推進計画プランを予算に反映。事務事業の評価を踏まえ予算要求、査定を行う。

席についている議員のうち1人の男性が立ちあがっている北海道美唄市の議会の様子の写真

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