避難行動要支援者の情報提供に関する同意登録について

明和町では、災害時に特に避難行動に困難を伴うことが予想され、地域での支援を必要とする方を把握し、円滑な支援を実施できる環境を整えることを目的として、「避難行動要支援者名簿」を作成しています。

事前に同意登録を実施していただいた方については、自主防災組織、自治会、民生委員児童委員、明和消防署、明和交番、明和町消防団、明和町社会福祉協議会等の支援関係者に平常時から情報を提供し、災害時の有効な活用を目指しています。

明和町内に住む次の方のうち、災害時に家族などの支援を受けられないため、地域の支援を必要とする方です。

（１）65歳以上のみの世帯の方

　（２）身体障害者手帳（１級又は２級）をお持ちの方

　（３）療育手帳（Ａ１、Ａ２又はＢ１）をお持ちの方

　（４）精神障害者保健福祉手帳（１級又は２級）をお持ちの方

　（５）要介護３、４、５の認定を受けている方

　（６）上記の（１）～（５）に準ずる状態にある方

1. 地域支援者の選定
   登録希望者の方は、自治会長や民生委員の方と相談の上、地域支援者（近所で支　　　援・協力をいただける方）を決め、その方の同意を得てください。
2. 同意登録カードを記入
3. 窓口へ提出
   担当窓口へ同意登録カードを提出してください。
   既に同意登録されている方で、登録内容に変更があった場合は、ご連絡ください。

A１. 支援関係者が平時から情報を把握し、災害時に迅速な支援が受けられるようになります。

 A２. あくまで同意の上での登録です。強制ではありません。

A３.地域支援者とは、災害時に近所で助け合う仲間のことです。

大災害時には、消防署や役場などの人手がすべての地域に行き届くのが難しくなることが予想されます。そのような状況では、地域の住民どうしが助け合い、速やかに消火、避難、救助を行うことが重要になってきます。災害時要援護者への支援についても、とりわけ近隣での助け合いが有効です。

A４.ふだんからの声かけや相談、災害情報のお知らせ、必要なときの避難のお手伝いなど、無理のない範囲で見守りをお願いします。

大きな責任をお願いするものではありませんが、いざという時にすぐに力になれるよう、近所同士で少し気にかけていただければと考えています。
日頃の交流の中で、支援の仕方やご本人の体調、災害時に役立ちそうなことなど、軽く共有しておいていただけると安心です。

A５. 日常的な見守りを義務づけるものではありません。

無理のない範囲で、地域の中で気にかけてもらえる関係づくりを目的としています。

A６.提供いただいた情報は、災害時の支援に必要な範囲でのみ使用し、適切に管理しています。

名簿も関係機関・支援者に限って共有されますので、ご安心ください。

A７. 連絡先等の変更などがあれば、担当窓口にご連絡ください。

最新の情報を共有しておくことで、より適切な支援が行えます。