議会だより 2013年11月 特集

平成24年度決算承認 一般会計・特別会計140億559万4,000円

 平成24年度一般会計・各特別会計・水道事業会計は決算特別委員会に付託され詳細に審査が行われました。
 審査の結果、一般会計・特別会計は多数賛成、水道事業会計は全員賛成で認定されました。

平成24年度一般会計・特別会計の決算状況(単位:千円)
会計名 予算額 収入額 支出額
一般会計 8,218,783 7,913,105 7,426,038
斎宮跡保存事業 397,600 398,963 395,953
国民健康保険 2,505,030 2,603,989 2,454,396
住宅新築資金等 貸付事業 31,900 63,154 31,800
農業集落排水事業 1,322,960 1,325,932 1,294,439
公共下水道事業 214,960 220,210 212,862
介護保険 1,873,970 1,889,041 1,803,948
後期高齢者医療 388,500 388,703 386,158
総計 14,953,703 14,803,097 14,005,594
平成24年度水道事業会計の決算状況(単位:千円)
  予算額 決算額
収益的収入 367,876 377,499
収益的支出 347,285 332,498
資本的収入 364,843 362,667
資本的支出 525,269 518,782

監査委員から一言

  • 歳入歳出全般的には、計数的に誤りなく、適切な財政運営に努められている。
  • 未収金については、職員全体の問題として捉えられ、解消に向けた努力の結果が顕著に見受けられた。
  • 今後も財政の現状と将来を見据えるなかで、行財政改革の趣旨に基づき、各事業を含めた施策の徹底した見直しと再構築、新規財源の確保、事務の簡素化、効率化、経費節減のための内部努力と、職員の意識改革などに尚一層の取組みを望む。

主な質疑

総務費

質問: コミュニティセンターの活用状況は。
回答: 各地区合計で2万7673人の利用があった。年2回の館長会議で様々な協議がされる。

質問: 職員の安全運転研修とは。
回答: 班別で、職員や臨時職員が自動車学校で研修を受け、交通安全への認識を再度高めてもらう。

質問: 弁護士委託料の内容は。
回答: 自治会の問題、通路等の問題などの法的相談をお願いしている。専門性の職員配置なども今後の課題である。

民生費・衛生費

質問: 障がい者生活支援事業の内容は。
回答: 障がい者生活支援センターで、障がい者の相談、福祉サービスの利用の支援などを行っている。

質問: 児童福祉総務費のヨガ・エアロビクス指導委託料の内容は。
回答: おひさまひろばでの親子や、パパママ教室の妊婦を対象に開催している。

質問: 児童の一時預かり事業の状況は。
回答: 病気や冠婚葬祭などで保育ができない状況の時に一時的に預かる事業。明和ゆたか保育園で、0~5歳の就園していない子どもが対象で現在、常時2名ほど預かっている。

質問: 自主運行バス事業の状況は。
回答: 平成22年度に時刻表を改定し馴染んできたとは思うが、全てに対して良いわけではない。今後再度、検討も行っていく。

質問: 三重地方税管理回収機構の状況は。
回答: 平成16年度から各市町の高額滞納者への対応のために設置されている組織で、現在明和町の分として15件お願いしている。

農林水産費・商工費・土木費

質問: 消防団の夏季訓練とは。
回答: 大規模災害時に備え、5月、6月に集中して資機材の訓練を行っている。

質問: 消防や消防団のPRも必要では。
回答: 特に女性消防団が各幼稚園や保育所へ行き、啓発活動を行ったり、消防団新聞を年2回発行している。

質問: 六次産業化への取り組みは。
回答: 農・商・工の連携で新商品への取り組みに採択され、さらに進めていきたい。

教育費

質問: 派遣指導主事とは。
回答: 多気郡内で、学級数割りなどを勘案し、一人指導主事を置いている。

質問: 巡回相談員の内容は。
回答: 専門的な知識を持った、巡回相談員と、言葉の相談員による相談業務で、県下でも少ない。

質問: 給食調理業務の委託内容は。
回答: 民間企業に平成22年度から、中学校の給食調理業務をお願いしている。今年度からは5年契約となる。

質問: 備品購入費のプリンターとは。
回答: 各学校2台づつプリンターを設置した。

質問: コンピューター借り上げ使用料とは。
回答: 各校のコンピューター室に設置されているパソコンの借り上げ料金。

歳入

質問: たばこ税について、予算と決算が合わなかったのはなぜか。
回答: 申告によるため。

質問: 軽自動車税の収入未済額が多いが対応は。
回答: 何年も同ナンバーでの滞納者が多い。該当者に通知したり、実際に訪ねたりして、廃車届けを提出してもらうよう促していく。

特別会計

質問: 国民健康保険事業の中で行われている特定健康診査の審査項目を増やせないか。
回答: 明和町独自のものでなく、県下で統一されているので追加は難しい。

質問: 収税の状況は。
回答: 悪質滞納者に対しては差押を行っている。納税相談で事情を聞く中で、分割納付での対応もとっている。

質問: 斎宮跡の土地の公有化について、県や国からもう少し支援をしてもらっては。
回答: 公有化に関する支援については整備し、国や県に引き続き要望を行う。

総括

質問: 依存財源より自主財源を増やしていく将来的な計画は。
回答: 主な自主財源である町税の収納に力を入れていく。また合わせて滞納対策にも取り組んでいきたい。

質問: 補助団体の実績報告に対して、もう少しチェックするべきでは。
回答: 今後検討したい。

質問: 町財産のまとまった土地に、太陽光発電などを設置し、自主財源の確保を行っては。
回答: 今後、活用を考えていきたい。

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