議会だより 2015年11月 特集

決算特別委員会 一般会計・特別会計149億7,287万5,000円

 平成26年度一般会計・各特別会計・水道事業会計は決算特別委員会に付託され詳細に審査が行われました。
 審査の結果、一般会計・水道事業会計は全員賛成で特別会計は多数賛成で認定されました。

平成26年度一般会計・特別会計の決算状況(単位:千円)
会計名 予算額
(歳入・歳出)
決算額(収入額) 決算額(支出額 )
一般会計 9,185,621 8,910,173 8,557,919
斎宮跡保存事業 633,540 584,545 562,894
国民健康保険 2,885,800 2,937,362 2,813,044
住宅新築資金等 貸付事業 27,500 46,970 27,301
農業集落排水事業 302,300 303,599 298,034
公共下水道事業 268,840 274,255 263,971
介護保険 2,085,280 2,086,095 2,026,543
後期高齢者医療 429,620 430,787 423,169
総計 15,818,501 15,573,786 14,972,875
平成26年度水道事業会計の決算状況(単位:千円)
  予算額 決算額
収益的収入 725,643 740,710
収益的支出 506,887 497,606
資本的収入 90,220 88,719
資本的支出 251,206 248,124

監査委員から一言

 歳入歳出全般的には、計数的に誤りなく、適切な財政運営に努められている。今後の財政運営に求められることは、行財政改革の趣旨に基づき、各事業を含めた施策の見直しと改善、また、新規財源の確保、事務の簡素・効率化、経費節減のための内部努力と職員の意識改革等であると考える。

 引き続き、健全財政の堅持になお一層の取り組みを望むところである。

 すべての町民が、この町に夢と希望を持ち続け幸せを実感できるような歴史・文化と自然が輝き、快適でこころ豊かな『和のまち明和』を目指されることを要望する。

主な質疑

一般会計

総務費

質問: 町長交際費の内容は。
回答: 内規に基づく。香典、生花、祝い金、災害見舞金など。

民生費・衛生費

質問: みどり保育所の駐車場用地借上料はいつまで続くのか。
回答: まだしばらく混雑する恐れがあるため来年以降も利用したい。

質問: 高齢者・重度心身障害者タクシー料金助成の状況は。
回答: 昨年は一冊48枚綴りを183人に交付した。利用率は51.9%。

質問: 電気自動車コムスの利用状況は。
回答: 各コミセン、保健師の訪問活動など町内で利用している。また、斎王まつりでPRし、電気自動車の普及に努めている。

質問: 子宮頸がん予防ワクチンの接種状況は。
回答: 国の検討委員会で積極的勧奨はしていない。問い合わせがあると詳細に説明はするが、接種者はなかった。

農林水産費・商工費・土木費

質問: 着ぐるみのめい姫は明和町への集客につながっているのか。
回答: 2体目のめい姫を購入し、貸し出しを行い、町内外のイベント等で明和町のPRをしている。

質問: 6次産業化の現況、また今後の推進方法は。
回答: 黒バラのりを商品として開発した。コンテストを開催し商品のPRも検討中。

質問: 松くい虫の防除はどのような策をとっているのか。
回答: 3年に1回樹幹注入をし、地上散布を行っているが、成果は表れないため今後検討していく。

質問: 補助団体への助成について。
回答: 町の補助金交付要綱に基づいて補助している。また、団体からの事業計画書や実績報告書の確認を行い適正に補助している。

教育費

質問: 社会教育費の不用額が多いのでは。
回答: 外国人児童の通訳の予算だったが、短期間で転校していったため必要なくなった。

歳入

質問: 保育料滞納者への対応は。
回答: 窓口で指導をしたり、児童手当から納めていただくよう話をしている。

質問: 軽自動車税について、未使用のバイクなどに課税されている場合があるのでは。
回答: 訪問時に廃車手続きの案内をしている。

特別会計

斎宮跡

質問: 斎宮跡のPRを目的に実施している熱気球係留フライトの状況は。
回答: 昨年は二回実施した。町内外から合計247人の参加があり啓発効果はあった。今後も継続していきたい。

質問: 植栽事業委託料の内容は。
回答: 県と町で植栽についての指針を決め、県と相談しながら、またボランティアの力も借りながら対応をしている。

国保

質問: おとな元気教室を開催した効果は。
回答: 昨年は72回開催し、2,953名の参加があった。参加者のアンケートによると好評で、医療費も下がる傾向にある。

介護

質問: 最近、介護施設での虐待の事件が多く発生しているが、町としての対応、考え方は。
回答: 町は地域密着型のグループホームや小規模多機能施設、県は特養などのチェックを行う。苦情などがあった場合は県と密接な連絡を取りながら早急な対応を心がけている。

質問: 高齢者虐待等の相談件数の内容は。
回答: 暴力、食べ物を与えない、年金を無許可で使用などの相談内容。事実確認を行い対応をしている。

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