文化財の防犯・防災対策について
近年、文化財の盗難や火災等の被害が相次いでいます。 文化財は、かけがえのない国民全体の財産であり、その保存上、適切な管理を図るため、格段の努力が求められます。このような事件・事故を発生させないためには所有者はもちろんですが皆様の協力が必要です。
文化財所有者の方へ
(注意)以下の点にご注意ください!
保管状況を確認してください
地域で保管している場合は、どこに保管しているか、どのように保管してあるか、必ず責任者の方は状況を把握してください。また、保管箇所の周りにガソリンや灯油等の危険物が置かれていないか、ゴミ等の可燃物が放置されていないかについても注意してください。
定期的に見回りを行ってください
地域で所有、保管している場合は、会合や清掃など保管場所に行く機会があれば、状態を確認するようにしてください。個人で所有、保管している場合は、定期的に確認する日などを決めていていただき、状態を把握することが大切です。
取扱い方法について知識や資料を準備してください
これまで長年にわたり引き継いできた財産ですので、管理や手入れの方法について、次の世代の方にも継承するよう心がけてください。 また、盗難やき損等の事故が発生した場合に備えて、特徴、寸法、状態がわかるような写真等の記録を準備しておくことが大切です。