産学官連携日本酒プロジェクト
新たな特産品による地域活性化をめざして
明和町では人口減少を抑制し、地域が活性化することをめざす「地方創生」施策の一環として、皇學館大学と連携して特産品として新たな「日本酒」づくりを進めています。
この事業には国の「地方創生加速化交付金」を活用し、学生や地元酒蔵、農業生産法人などと連携して進めています。
酒米は三重県の開発した「神の穂」を使用し、町内の水田での酒米作りを行うとともに、名称、ラベル決定、販路の検討やPRなど、学生の参画による取り組みを進めています。
2016年4月27日 産学官連携日本酒プロジェクト記者発表
産学官連携日本酒プロジェクトが始動し、皇學館大学で記者発表を行いました。
2016年5月14日 酒米の田植えを実施
前野と斎宮地内の水田、計6反に酒米を植えました。
当日は皇學館大学の学生らが参加し、祭式研究部による神事のあと、雅楽部の演奏が行われる中、田植えを行いました。
2016年9月17日 稲刈りを実施
前野と斎宮地内の稲刈りを実施しました。
17日には前野地内で祭式研究部の神事を行ったあと、鎌で刈り取ったあと、はさがけを体験しました。
2016年11月6日 第1弾の仕込みを開始
第1弾として、伊勢萬(伊勢市)で仕込みを開始し、酒米を冷ます作業などを学生が体験しました。
また、名称、ラベル等についても検討を進めました。
日本酒の名称が決定
新しく完成する日本酒の名称を「神都の祈り 斎王」(醸造:旭酒造)と「神都の祈り 御裳濯川(みもすそがわ)」(醸造:伊勢萬)に決定しました。
今後は3月の完成に向けて取組を進めます。
写真はPR用に完成した「神都の祈り」です。
2017年1月11日 第2弾の仕込みも開始
1月11日 山大淀の旭酒造でも仕込みが行われ、「神都の祈り 斎王」の完成に向け、皇學館大学の学生も作業に参加しました。
2017年3月20日 日本酒完成式典
3月20日、町内の酒蔵、旭酒造(山大淀)で、かねてから明和町と皇學館大学が連携して進めてきた「産学官連携日本酒プロジェクト」による日本酒「神都の祈り 斎王」(旭酒造株式会社)と「神都の祈り 御裳濯川」(株式会社伊勢萬)について、その完成を記念したイベントが開催されました。
完成式典では、皇學館大学祭式研究部による神事が執り行われ、その後の中井町長と皇學館大学の佐古理事長のあいさつでは、日本酒造りに携わった関係者への労いと、この日本酒を通じて更なる地域の活性化が図られるようにと願いが語られました。
その後、関係者らによる鏡開きが行なわれると、出来上がったばかりの2つの日本酒に、明和町の特産であるひじき煎餅やあなごずし、あおやぎがふるまわれるなど、集まった関係者は舌鼓みを打っていました。
2017年4月5日 販売開始
皇學館大学と明和町が地域と連携して造った日本酒「神都の祈り 斎王(さいおう)」「神都の祈り 御裳濯川(みもすそがわ)」が4月5日から販売開始されました。
販売について詳しくは下記ページをご確認ください。
産学官連携日本酒プロジェクト 「神都の祈り 斎王」「神都の祈り 御裳濯川」販売開始
神都の祈り紹介ページ(外部サイト)
神都の祈り~皇學館大学×三重県明和町 産学連携日本酒プロジェクト~