町長メッセージ 2021年

令和3年3月3日 「3月議会行政報告」

世古口哲哉

令和3年第1回明和町議会定例会より 行政報告

「3月議会行政報告」

明和町長
世古口哲哉

はじめに

本日ここに、令和3年第1回明和町議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様には公私何かとご多用の中、本定例会にご出席を賜り、誠にありがとうございます。
また、本定例会の会期を本日から14日間とお決めいただき、諸案件のご審議を賜りますことに対し、厚くお礼を申し上げます。本定例会は、令和2年度を締めくくるとともに、新年度予算のご審議を賜る議会でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
思い起こせば、令和2年度は新型コロナウイルス感染症が世界規模で猛威を振るい、私たちの行動や経済、医療に多大な影響を与え続け、日々の暮らしを一変させた年でした。このような中、新型コロナウイルスのワクチン接種が一部始まり、また冬の寒さも終わりを迎え、長いトンネルの先にようやく光を感じられるようになりました。しかしながら、ここで気を緩めず、リスクが高まる「5つの場面」に注意し、新型コロナウイルス感染症対策をしっかり行い、町政にあたっていかなければなりません。
また、この3月11日には東日本大震災から10年が経過しますが、2月に福島・宮城で再び震度6強の地震が発生しました。大震災による甚大な被害は過去のものではなく、対策を怠れば起こり得てしまうものだと改めて感じています。国の国土強靭化事業を受け、当町においても防災・減災対策にますます積極的に取り組んでいかなければなりません。
さて、令和3年度の国の予算は、3次補正予算と合わせ、感染症対策防止に万全を期しながら、デジタル社会など中長期的な課題に対応する予算として、感染拡大防止、デジタル社会・グリーン社会の実現、活力ある地方づくり、少子化対策など、全世代型の社会保障制度の構築などを目指すとするほか、歳出改革の取り組みも継続して行うとしています。
当町におきましては、厳しい状況が続く財政事情を鑑み、一般会計の予算総額は91億2,500万円、特別会計、水道事業会計を含めた総額は167億4,100万円の当初予算を編成いたしました。
なお、新年度予算の詳細な内容につきましては、本定例会で詳しくご説明させていただきますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
それでは、昨年12月の定例会以降、本定例会までの主な動きにつきまして、簡略にご報告をさせていただきます。

非接触ペーパーホルダーkatatekoの寄贈

12月14日、松阪市にある有限会社 東海樹脂加工様から、トイレットペーパー以外に触れることなく、片手だけでペーパーを切ることができる非接触ワンハンドペーパーホルダー「katateko(カタテコ)」10台を寄贈していただきました。これは新型コロナウイルス感染症対策として同社が開発した商品で、ペーパーをつまみ上げると、ふたがロールを押さえ、てこの原理で片手だけで紙を切ることができます。この「katateko(カタテコ)」は、いつき茶屋やDreamオーシャン総合体育館などのトイレに設置しました。

県内初「明和町文化財保存活用地域計画」認定

12月18日、町の文化財の保存や活用に関する今後10年間の方針をまとめた「明和町文化財保存活用地域計画」が、県内で初めて文化庁の認定を受けました。文化庁では、文化財保存活用地域計画の認定を通して継続性・一貫性のある文化財の保存や活用を推進しており、認定件数は全国で23件です。今後、当町では町内の文化財を総合的に調査・保存し、観光振興などに活用していく予定で、今回文化庁の認定を受けたことにより、国の補助金申請でも有利になる見込みとなっています。

成人式

1月11日、新成人を祝う成人式を、新成人による実行委員会の企画と運営のもとDreamオーシャン総合体育館で開催し、215人の新成人の皆様が式典に参加されました。新成人を代表して、中瀬 颯樹(なかせ さつき)さんに「個々の力は少ないかもしれませんが、この場に集まった皆さん、またコロナ禍等で参加できなかった仲間も加え、これからも明和町を元気な活気のある、よりよい町にしていきましょう。」と、力強く決意を述べていただきました。私からは「失敗しても決してあきらめず、果敢に立ち向かっていくチャレンジ精神を持ち続け、厳しい社会情勢の中にあっても自分の夢に向かって行動していってください。」とエールを送りました。

消防団出初式

1月17日、新年恒例の消防団出初式が中央公民館で行われ、消防団幹部や団員など約60人が出席しました。今年は新型コロナウイルスの感染予防として規模を縮小し、出席者を最低限に抑えたほか、座席の間隔を広くとるなど、最大限の対策を講じた上で開催しました。式辞では、日ごろから火災や自然災害に備えて訓練をし、町民の皆様の生命・財産を守るためにご尽力いただいていることに敬意を表するとともに、今後も安心安全のまちづくりにご協力いただきますようお願いいたしました。また、新型コロナウイルス感染症の社会への影響が終息し、社会全体が機能回復することをお祈りしました。

ドローン利用での災害協定

1月18日、災害時にドローンを活用し被害情報を収集するため、町内でドローンを活用した事業を行うMEIWA DRONE WORKS(めいわドローンワークス)様と協定を結びました。この協定により、災害時にドローンでの情報収集活動などが必要な場合、町が協力要請を行い、人命救助や支援要請に必要な被害情報の収集を迅速に行う体制の強化が図れることとなりました。

メイワカモンプロジェクト

1月30日、起業やプロジェクトなど新しい挑戦をする人を応援する取り組み「メイワカモンプロジェクト」の集大成となるイベントが、いつきのみや地域交流センターで行われました。このイベントは高校生の部、一般の部で募った新しい事業のアイデアを発表するもので、新型コロナウイルスの感染予防対策としてオンライン形式で行われ、ライブ配信されました。意欲あふれる若い皆さんに町を盛り上げていただけることを、期待しています。

塚山古墳群発掘調査現地公開

2月10日、史跡斎宮跡・塚山古墳群発掘調査の現地公開を行い、新たに発見された古墳の一部を紹介しました。今回の調査は、公園整備を前に遺跡の様相を確認するため、三重県と協力して行ったもので、調査の概要を紹介するとともに、斎宮や文化財について興味関心を高めてもらうことを目的として現地公開を行いました。

ソフトボール消防団長杯

2月13日、明和中学校第二グラウンドでソフトボール大会「第19回消防団長杯」が開催され、町内のスポーツ少年団4チームが参加しました。この大会は、スポーツ少年団の交流と火災予防の啓発を目的に、明和町消防団が主催して毎年行われています。子どもたちの一生懸命なプレーに、元気をもらうことができました。

多くの行事が中止に…

一方、例年この時期に開催していました、初日の出を迎える会、美し国三重市町対抗駅伝などの行事は、新型コロナウイルス感染症の影響のため中止となりました。このことは本当に残念な事であります。来年度は無事に開催できるよう、このコロナ禍が終焉することを心から願うばかりです。

おわりに

諸報告につきましては以上でございますが、本定例会には、人事案件の諮問が2件、専決処分事項の報告が2件、総合計画基本構想の策定が1件、指定管理者の指定が1件、条例の一部改正が11件、町道路線の認定が1件、変更が1件、変更契約の締結が1件、令和2年度一般会計補正予算ほか6つの特別会計補正予算と水道事業会計補正予算、令和3年度一般会計予算及び7つの特別会計予算と水道事業会計予算の議案を提案させていただくこととしています。

当町にとりましても、コロナ禍で税収等の自主財源の減少が見込まれており、財源確保が厳しい中ではありますが、持続可能な財政運営のため新たな財源確保にも努めていくことが必要となってきています。
このような状況の中、SDGsの視点を取り入れながら、令和3年度からスタートする第6次明和町総合計画や財政健全化プランに基づき行財政改革を推進するとともに、歳入では、ふるさと寄附の取り組み強化、新たな財源の確保、歳出では、国が推進するSociety5.0時代に向けた自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、ICTやAIを活用した新しい技術の導入などを行うことによって、効率的な行政運営に努めていきたいと考えています。
今後も、議員の皆様、町民の皆様のお力を得て、子どもたちが未来に向け、夢と希望を持ち、町民の皆様が安心して明和町に住み続けたいと思っていただけるまちづくりに向けて、誠心誠意取り組んでいくことを申し上げ、行政報告といたします。

  令和3年3月3日

令和3年3月4日 「令和3年度 施政方針」

 

令和3年第1回明和町議会定例会にあたり、令和3年度の行政運営に対する私の施政方針について申し述べますので、議員の皆様並びに町民の皆様からのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

町を取り巻く情勢

まず、国内外の情勢ですが、世界規模で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症は私たちの行動や経済、医療に多大な影響を与え続け、日々の暮らしを一変させました。現在は、ワクチンの普及と効果に期待が寄せられているところです。
明和町においてもコロナ禍によりさまざまなイベントが中止や延期となり、支援策として「明和町いきいき商品券」の発行などに取り組んできました。感染防止対策として、町民の皆様、事業者の皆様には、マスクの着用、手洗い、「三密」回避の徹底などの「新しい生活様式」に取り組んでいただいており、心から感謝申し上げます。また、ご尽力されている医療関係者の方々に、改めて敬意を表するとともに、重ねて感謝を申し上げます。今後も、三重県など関係機関と連携しながら、感染拡大防止に向けて全力で取り組んでまいります。
未曾有の事態の中ではありますが、持続可能な財政運営を推進しつつ、明和町の未来を見通した積極的な施策を展開していくことが急務となっています。また、東日本大震災から10年が経過しようとしている現在、国の国土強靭化政策に則して、明和町においても防災・減災対策にますます積極的に取り組んでいかなければなりません。

基本姿勢

さて、第18代明和町長に就任して2年が経過し、与えられた任期の折り返し地点を迎えました。議員の皆様並びに町民の皆様にはご支援・ご協力を賜り、心より感謝を申し上げます。
私は、笑顔が輝く明るい和やかなまちを、「ALL明和」の気運を醸成していく中でつくっていくために、
「人や産業に活力があるまちづくり」
「繋がり(絆)を活かすまちづくり」
「英知を活用するまちづくり」
の3つの柱を掲げ、各施策を推進してまいりました。

人や産業に活力があるまちづくり

1つ目の柱「人や産業に活力があるまちづくり」についてですが、新型コロナウイルス感染症対策として、地域経済の活性化を目的とした「明和町いきいき商品券」をはじめ、さまざまな支援策に取り組みました。現在は、ワクチン接種体制整備事業を進めているところです。
また、今年明和町で開催予定の三重とこわか国体ソフトボール競技、かるた競技、三重とこわか大会グランドソフトボール競技の成功に向け、取り組みを推進しており、町民の皆様の記憶に残る大会となるよう、これからも準備を進めていきます。
次に、産学官連携日本酒プロジェクトで作られた日本酒が、ヨーロッパで歴史ある品評会ロンドン酒チャレンジで賞を受賞しました。これにとどまらず、さまざまな商品開発等への支援を行い、明和町の観光・産業の発展に寄与していきます。
そして、農業の振興のために、新規就農者への総合的な支援、病害虫対策への支援、経営安定のための対策を行っていきます。

繋がり(絆)を活かすまちづくり

2つ目の柱「繋がり(絆)を活かすまちづくり」についてですが、手作り弁当を無償提供する地域貢献活動「OBENTO PROJECT(おべんとう プロジェクト)」のパートナーシップ協定を結びました。町民の皆様や企業、団体、行政が枠組みを超えて連携するこの取り組みを、今後も継続していきます。
また、近隣企業と町とで「高齢者等の見守りと支援に関する協定」を結びました。これは、町内をほぼ毎日、移動販売車で走る事業形態を活かして、高齢者の皆様の見守りを行い、異変に気付いた際には町健康あゆみ課に通報していただくというものです。今後もこのような協定の締結などを進めていきたいと思います。
そして、福祉医療費の一部現物給付を実施してから早や一年が経ち、町民の皆様から感謝の言葉をいただいております。明和町の福祉に資するため、さらに福祉医療費の対象者拡大に向けた取り組みを考えていきたいと思います。

英知を活用するまちづくり

3つ目の柱「英知を活用するまちづくり」についてですが、役場の組織機構の再編を実施し、以前にも増して効率的・効果的な行政運営・町民サービス等に努めてまいりました。その中で、LINE、ツイッター等の明和町公式サイトを活用し、リアルタイムな情報発信に取り組みました。今後も国・県の情勢などを的確にとらえ、先端技術の活用も進めながら、アンテナを高く張った町行政を行っていきます。
また、令和元年度に多額のご寄附により脚光を浴びた明和町のふるさと寄附ですが、令和2年度はそれをも超えて過去最高の寄附額となりました。ご寄附いただいた皆様、魅力的な返礼品を出品していただいた事業者様に深く感謝するとともに、これからもふるさと寄附の拡大に向けて取り組んで行きます。
次に、町が所有する公共施設などに愛称を付ける権利を民間事業者に付与し、町はその対価として命名権料を得る制度「ネーミングライツ事業」を実施し、財源確保に努めました。引き続き町施設のネーミングライツパートナーを募集していきます。
そして、小学校区の再編については、第2回目の説明会を開催し、基本計画(案)等の説明をさせていただきました。今後も基本計画案に基づき再編を進めるとともに、再編後の小学校が地域から愛される施設となるよう組織的な仕組みづくりなどを考えていきます。また、建設にあたってのPFI導入の可能性調査並びに再編後の学校の跡地利用について検討していきます。
さらに、GIGAスクール導入事業では、「児童生徒1人1台端末」を活用した授業を円滑に進めるため、ICT支援員を配置していきたいと考えています。

 

以上に挙げた事業等以外にもさまざまな取り組みを行っていますが、このようにまちづくりを進めることができるのも、議員の皆様、そして町民の皆様のご理解とご協力、ご支援があってのことであり、心より感謝を申し上げる次第です。皆様からの信頼を受け、町長としての責務を認識し、今後も持続可能な明和町を目指し町政を進めてまいります。

次に、令和3年度の予算について申し述べます。

令和3年度予算の概要

令和3年度予算の概要は、一般会計で91億2,500万円、前年度比6億6,200万円、率にして7.8%の増となりました。
歳出予算性質別経費の主な内訳は、人件費、扶助費、公債費を合わせた義務的経費が、42億8,684万7千円で、前年度比1億9,317万6千円、率にして4.7%の増となり、予算総額に占める割合は、47.0%となりました。これは、会計年度任用職員制度の期末手当の見直しにより増となったこと、また、公債費についても津波避難タワー建設などに係る起債償還により、前年度比2,083万4千円、率にして2.4%の増となったこと、そして、扶助費についても前年度比9,360万3千円、率にして6.7%の増となったことによります。
次に、投資的経費は、5億6,207万3千円となりました。これはおもに、道路防災事業などにより増加したもので、前年度比2億962万円、率にして59.5%と大幅な増となっています。
厳しい状況が続く財政状況を考慮した新年度予算となりましたが、町民の皆様には将来を見据えた予算編成についてご理解とご協力をお願いいたします。

一方これらに対する歳入は、町税では24億8,000万円を見込み、前年度比2.4%の減となりました。
地方交付税は、国の地方財政計画及び前年度実績から21億8,000万円で前年度比7.4%の増を見込みました。
国庫支出金は、おもに新型コロナウイルス接種体制整備事業などの増により、10億4,263万9千円で、前年度比26.9%の増、県支出金は、6億5,092万4千円で前年度比3.8%の増となりました。
寄附金は、ふるさと寄附の見込額により5億50万2千円を計上し、前年度比ほぼ同額となりました。
繰入金は、一般財政調整基金からの繰入を行わなかったものの、ふるさと寄附基金からの繰入により、3億8,553万8千円で前年度比8.3%の増となりました。
町債は、8億6,640万円で国の地方財政計画による臨時財政対策債を4億8,000万円計上したほか、道路防災事業の増などにより前年度比85.0%の増となりました。
そして、これらの歳入不足分に係る繰越金は、前年度同額の3億円を計上しました。
以上が一般会計予算の概要でございます。

次に、7つの特別会計を合わせた総額は69億1,300万円で、前年度比1億4,040万円、率にして2.0%の減となりました。
これは、斎宮跡保存事業特別会計で、歴史的風致維持向上計画推進費の減、国民健康保険特別会計では、療養給付費等の減、農業集落排水事業特別会計及び公共下水道事業特別会計では、維持管理費の増、介護保険特別会計では、介護サービス給付費の増、後期高齢者医療特別会計では、広域連合への負担金の減によるものです。
また、企業会計の上水道事業は7億300万円で、前年度比5.1%の減となりました。これは、資本的支出において水源地の自家発電機の改修工事費等が減となったことが主な要因です。
これら令和3年度の一般会計、特別会計、企業会計の9つの会計の総予算額は167億4,100万円で、前年度比4億8,350万円、率にして3.0%の増となりました。

予算の詳細

それでは、令和3年度予算の主な施策・事業につきまして、予算書の歳出科目別及び会計別にご説明申し上げます。

まず、1款の議会費につきまして、課題でありました議会議場の放送システムの老朽化に伴う改修費用を計上しております。

2款の総務費では、人事管理費で人事管理システム導入に関する経費などを計上しております。
財産管理費では、公共施設個別管理計画で長寿命化を図る方針としている主要な施設について、長寿命化を図るための詳細な修繕計画等を立てるための委託料を計上しています。
交通安全対策費では、交通安全意識を高めるため、高齢者や子どもなどを対象とした交通安全教室を開催するための予算を計上しています。
災害対策費では、地震や台風、集中豪雨などの自然災害等の対策に要するための予算や、避難所表示看板2基の設置と、防災行政無線屋外子局の老朽化に伴う2か所の更新のほか、木造住宅耐震補強とブロック塀等除去改修に係る補助金を計上しています。
防犯対策費では、犯罪抑止等のため設置されている防犯灯について、自治会が管理する防犯灯などのLED化を引き続き推進していきます。
企画費では、現在の地域おこし企業人から名称変更した「地域活性化起業人」として2名、他の予算科目とあわせて5名の採用を予定しております。また、地域おこし協力隊についても企画費で3名のほか、合計6名を任用することとしています。
ふるさと寄附事業については、令和元年度に引き続き令和2年度も好調であったことから、本年度も当初で5億円のご寄附を想定し、必要な経費を計上しております。
自治振興費では、明星会館の空調設備の不具合による改修工事費を計上しております。
地域振興費では、多くの住民が利用できる地域公共交通の維持確保のため、町民バスを新年度から1台追加し、合計4台の運行業務委託料や、伊勢市おかげバスが明和町へ乗り入れている部分についての運行経費に係る負担金を計上しております。その他、めいわ市民活動サポートセンターの委託料、消費生活相談に関する経費を計上しております。
地域資源活用展開事業では、地方創生事業として、3年目を迎える「産業観光トータルプロジェクト」で明和観光商社の事業展開に取り組むほか、新たに「異文化交流によるNEWチャレンジャー支援事業」として映画ロケにあわせた取り組みや、「ワカモノの起業応援」などの事業も計上しております。
戸籍住民基本台帳費では、窓口での手数料支払いにおけるキャッシュレス導入に関する手数料などの経費も計上しております。
衆議院議員選挙費については、秋までに執行が見込まれる衆議院議員総選挙の執行経費を計上しております。

3款の民生費における社会福祉総務費では、重度心身障がい者・高齢者タクシー助成金や、福祉医療費助成事業として障がい者医療費、子ども医療費、一人親家庭等医療費を計上しています。加えて、障がい者医療費の対象を精神障害者保健福祉手帳2級の通院費にも拡大したいと考えており、これに伴うシステム改修費や障がい者医療費なども計上しております。また、社会福祉協議会への明和の里施設運営管理に係る指定管理業務委託料や専門職員設置補助金などを計上しております。
障がい者福祉費では、自立支援医療給付金や介護給付費、地域生活支援事業費などを計上しています。また、障がい者生活支援センターの相談業務に係る相談員の人件費等を社会福祉協議会への負担金として計上しています。児童発達支援費では、児童発達支援センター運営委託料と、施設への案内看板設置工事を計上しております。
高齢者福祉費では、高齢者の皆様に安心して生活していただくための緊急通報システム業務委託料のほか、老人クラブへの活動補助金、シルバー人材センターの運営補助金、宮川福祉施設組合に係る負担金、高齢者相談支援として介護予防地域支援事業委託料や災害時要援護者情報管理システム更新業務委託料などを計上しています。
人権対策費では、人権意識の普及と向上を図るため実施している講演会等の予算を計上しています。また、男女共同参画の意識向上のための啓発事業についても関係団体と連携して実施します。
人権センター費では、すべての町民の人権が尊重される「明るく住みよい明和町」の実現を目指し、地域福祉の向上や人権啓発、住民交流の拠点として、地域ふれあい事業や交流事業、各種講座、体験教室、自主サークル活動等の運営や生活相談業務のための予算を計上しています。
児童福祉総務費では、児童手当のほか、子ども家庭支援ネットワーク(MCネット)事業の関連予算を計上しています。
児童保育費では、町立の保育所2園と認定こども園の運営費のほか、町内の私立認定こども園と私立小規模保育所及び町外の私立認定こども園への施設型給付費に係る予算、臨時看護師の配置に係る予算を計上しています。
保育所施設管理費では、保護者と保育士の負担軽減を図るため、ICTを活用したシステム導入費用を計上しております。
子ども支援対策費では、放課後児童クラブの運営委託料や放課後子ども教室推進事業のほか、地域子育て支援拠点事業に係る予算等を計上しています。

4款 衛生費における保健衛生総務費では、救急医療や休日・夜間応急診療などの地域医療体制の関連予算を計上しています。また、新型コロナウイルス感染症対策費で、ワクチン接種体制整備の経費として集団接種会場運営の負担金、接種委託料など経費一式を計上しております。
環境衛生費では、不法投棄防止対策に係る予算を計上するとともに、ごみ減量化を進める再生資源集団回収奨励金や生ゴミ処理機等の購入補助金のほか、再生資源回収委託料で、新たにペットボトルの回収委託を追加して計上しております。空き缶ゼロ運動の実施などとあわせて、引き続き環境共生型の地域づくりを支援していきます。
公害対策費では、環境現況調査、悪臭規制を行うための測定分析、環境センターの水質検査業務に係る委託料を計上しています。
成人保健対策推進費では、健康増進法に基づき、疾病の早期発見・早期治療に結びつけるための健康診査や各種がん検診、予防接種委託料や健康教室などの予算、風しんの感染拡大防止対策に係る予算を計上しています。
母子衛生費では、乳幼児や児童等を対象とした予防接種事業、また、母子保健事業では、妊産婦の健康保持推進のための妊婦・産婦の健診や妊婦歯科健診などの各種健診、歯科保健事業や精神保健事業、特定不妊治療費助成事業などに係る予算のほか、新たに新生児聴覚検査の一部補助を計上しています。
下水処理費では、松阪地区広域衛生組合の施設改修工事等に係る負担金、合併処理浄化槽設置整備事業補助金を計上しています。

5款 労働費では就労及び雇用対策に係る諸経費などを計上しております。

6款 農林水産業費における農業総務費では、鳥獣被害防止対策に係る予算、ふるさと水と土 農村環境創造事業補助、緑化事業などを計上しています。
農業振興費では、新規就農者総合支援費やスクミリンゴガイ対策として水田病害虫防除対策支援助成のほか、経営所得安定対策の経費を計上しています。
農地費では、農作業の生産性の向上と水資源の有効活用を図るため、県営パイプライン事業を推進するほか、県営基幹水利施設ストックマネジメント事業も進めていきます。
また、斎宮きららの森の維持管理に係る予算と休憩施設整備の費用を計上しています。
また、斎宮調整池周辺管理事業として植栽管理委託料などを計上しております。
水産業費における水産振興費では、水産振興対策事業補助を計上しています。
漁港費では、水産物供給基盤機能保全事業として、伊勢市施工工事に係る大淀漁港機能保全工事負担金を計上したほか、漁港海岸漂着物撤去や大淀漁港浮桟橋補修に係る予算も計上しています。

7款 商工費では、商工総務費で商工会補助を計上しているほか、商工業振興費で、町内事業者の育成と産業の振興及び発展を図るため、小規模事業者等への利子補給及び保証料補助などを計上しています。また、大淀工業団地内の排水路の清掃等の経費も計上しています。
企業誘致推進費では、企業誘致推進に伴う事前準備等に係る調査委託料と事業所設置奨励金などを計上しております。
6次産業化振興費では、地域資源を活用した新たな産業の創出のため、機械設備や商品開発等への支援を行います。
観光費では、観光基本計画に基づく観光施策を推進するため、啓発に係る予算や各種関係団体への補助金及び負担金のほか、企業からの社員派遣に関する経費も計上しています。

8款 土木費では、地籍調査費で、引き続き有爾中地区の事業進捗を図るための予算を計上しています。
道路橋梁維持費では、適正な道路維持管理のための道路台帳整備や公共物境界明示管理のためのデータベース整理に係る予算、幹線・一般道路の維持補修工事に係る予算、公共施設等適正管理推進事業で、町道の長寿命化のための側溝改修工事に係る予算等を計上しています。
道路新設改良費では、自治会要望に基づく幹線道路の整備工事や町道の改良工事費、社会資本整備総合交付金事業を活用した道路施設の老朽化対策や防災・減災対策、狭あい道路整備等の工事費、道路防災事業に係る工事請負費などを計上しています。
下水道費では、農業集落排水事業と公共下水道事業特別会計への繰出金を計上しています。

9款 消防費では、常備消防費で松阪地区広域消防組合負担金、非常備消防費で消防団の活動経費や操法大会関係経費などをあげており、消防団員の報酬等も引き上げるとともに、消防施設費で招集等に活用する管理アプリ経費も計上しています。また、消防力の向上のため、消防団車庫や水利などの施設修繕料、小型動力ポンプの購入に係る予算を計上しています。

10款 教育費における教育委員会費では、GIGAスクール事業が円滑に推進されるようにサポーター配置に関する予算を、学校運営費では、英語教科導入に対応するため外国語指導助手(ALT)3名の予算、小中学校における学力補充等を行う非常勤講師に係る予算、学校支援地域本部事業に係る予算、地域未来塾事業の運営のための予算、不登校児童生徒への対応、問題行動などに対応するスクールソーシャルワーカー配置に係る予算、プログラミング教育支援業務委託など情報教育推進に係る予算等を計上しています。
また、学校等の施設管理費で、各学校全般における施設の維持管理に関連する予算を計上しています。
公民館費、ふるさと会館費では各施設の管理運営に係る予算を計上しており、中央公民館では大集会場の音響設備の改修経費を計上しています。ふるさと会館費では、空調設備改修や指定管理業務委託料を計上しています。
文化財保存活用費では、開発に伴う一般文化財発掘調査受託工事費や斎宮跡保存事業特別会計への繰出金のほか、斎宮のハナショウブ群落井戸ポンプ修繕工事を計上しています。
保健体育総務費では、生涯スポーツ振興事業の委託料のほか、美し国三重市町対抗駅伝の経費、第76回国民体育大会三重とこわか国体について実行委員会への負担金を計上しています。
体育施設費では、総合体育館運営諸経費のほか、施設管理の指定管理業務委託料も計上しております。

特別会計における斎宮跡保存事業特別会計では、保存活用費として斎宮跡の公有化に係る土地購入費や緊急発掘、歴史的風致維持向上計画推進費として、史跡公園整備など事業推進に係る関連予算、日本遺産活用推進費や文化遺産総合活用推進事業に係る経費などを計上しています。
なお、令和2年度に更新した、いつきのみや歴史体験館及びいつきのみや地域交流センター施設運営管理に係る指定管理業務委託料を計上しています。
国民健康保険特別会計、介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計では、事業運営の健全化を図るため各種の事業予算を計上しています。
住宅新築資金等貸付事業特別会計は、償還事業に係る経費を計上しております。
農業集落排水事業特別会計では、処理場や真空ステーションなどの施設の維持管理業務等により、区域内の各家庭から流れる汚水を適正に処理し、公共用水域の水質保全に努めます。
公共下水道事業特別会計では、明和浄化センターの維持管理費、宮川流域関連公共下水道事業の事業進捗のための予算を計上するとともに、企業会計への移行のための委託料、総合地震対策計画策定のための委託料等を計上しています。
水道事業会計では、安全で安定的な水の供給を円滑に行うため、老朽管更新や配水管布設などを計画的かつ効率的に実施します。
応急給水拠点として井戸ポンプ等の設置工事も計上したほか、北部第2水源地の発電機が耐用年数を経過していることから、発電機の更新費用を計上しております。

次に、明許繰越に係る事業につきましては、一般会計では、斎宮きららの森維持管理事業(東屋設置工事)、社会資本整備総合交付金事業、小学校区編制事業、中学校建設事業、総合体育館洗面台改修事業、また、特別会計では、斎宮跡保存事業特別会計で歴史的風致維持向上計画推進事業、公共下水道事業特別会計で施設建設事業(宮川流域関連公共下水道事業 工事請負費)などを繰越事業として、令和3年度に予算執行することとしています。

以上が予算の詳細です。

おわりに

令和3年度の国の予算は、3次補正予算と合わせ、感染症対策防止に万全を期しながら、デジタル社会など中長期的な課題に対応する予算として、感染拡大防止、デジタル社会・グリーン社会の実現、活力ある地方づくり、少子化対策など、全世代型の社会保障制度の構築などを目指すとしているほか、歳出改革の取り組みも継続して行うとしています。
このような中、町におきましては、コロナ禍での税収等の自主財源の減少が見込まれており、公共施設等の維持管理にも予算の確保が必要なことから、財源確保が厳しい中ではありますが、持続可能な財政運営のため新たな財源確保にも努める必要があります。
今後は、令和3年度からスタートする第6次明和町総合計画や財政健全化プランに基づいて行財政改革を推進するとともに、新たな財源の確保と事業の集約化や縮小を進め、公共施設の統廃合なども含めて、引き続き厳しい姿勢で取り組む必要があると考えております。
また、持続可能な自治体としてSDGsの視点を取り入れながら、子ども・子育て支援、教育、高齢者対策、防災、産業振興、観光振興、環境などさまざまな分野でまちづくりを検討していくこととしています。
公共施設等の管理方法についてもPPP・PFI手法の導入などにより見直しを行っていくこととしております。
また、Society5.0時代として、自治体デジタルトランスフォーメーションを推進し、ICTやAIを活用した先端技術も取り入れながら効率的な行政運営に努めていきたいと考えております。
現在進めている小学校の再編、新耐震基準を満たしていない役場庁舎の移転など急がなければならない課題が山積していますが、子どもたちが未来に向け、夢と希望を持ち、町民の皆様が安心して明和町に住み続けたいと思っていただけるまちづくりに向けて、職員と共に引き続き取り組んでまいりますので、町民の皆様、議員の皆様には、より一層のご理解とご協力を心からお願い申し上げ、私の施政方針とさせていただきます。

令和3年3月4日

令和3年6月14日「6月議会行政報告」

はじめに

令和3年第2回明和町議会定例会の開会にあたり、一言挨拶を申し上げます。
議員の皆様には、公私何かとご多用のところ、本定例会にご出席を賜り、誠にありがとうございます。
また、ただ今は、本定例会の会期を5日間とお決めいただき、諸案件のご審議を賜りますことに対し、厚くお礼を申し上げます。
はじめに、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられました方々のご冥福と、罹患された方々の1日も早いご快復をお祈り申し上げますとともに、医療現場の最前線で日夜懸命にご奮闘、ご尽力いただいている医療関係者の皆様に、衷心より敬意を表しますとともに感謝を申し上げます。
さて、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、人々の生活は過去に例を見ないほど大きな変化を求められるようになりました。
こうした状況下で感染の第4波が生じ、4月25日には3度目の緊急事態宣言が一部都府県に発令され、その後緊急事態宣言の地域が拡大されました。三重県では緊急警戒宣言が4月19日に発出され、また、まん延防止等重点措置が5月9日から適用されているところです。
現在、欧米各国に続き日本国内でもワクチン接種が始まりましたが、このコロナ禍が終息する見通しは依然として不透明な状況であり、引き続き徹底した感染予防と拡大防止の対策を継続していく必要があります。
今後も、町民の皆様の命と健康を守るために、三重県など関係機関と連携しながら、感染拡大防止に向け、できる限りの取り組みを進めてまいります。
それでは、3月定例会以降、本定例会までの間の主な動きにつきまして、簡略にご報告させていただきます。

多気郡地域児童発達支援センター開所

3月28日、明和町・多気町・大台町が共同で設置する「多気郡地域児童発達支援センター」の開所式が行われました。旧旭ヶ丘幼稚園を活用したこのセンターは、発達が気になる未就学児の専門相談、訓練から、保育所等への訪問支援までを一貫して担うとともに、小学校卒業以降も専門相談、学校への訪問支援などを通して、大人になるまで切れ目のない支援を行う、子どものための総合センターです。多気郡3町の発達支援の拠点として大いに期待しているところです。

「歴史的風致維持向上計画(第2期)」認定

3月29日、歴史的風致維持向上計画の第2期計画が文部科学大臣、農林水産大臣、国土交通大臣により認定されました。この計画は、平成24年に認定された第1期計画に続くものです。第1期計画で整備した公園などの更なる活用、幹線排水路の整備、また、日本遺産の構成文化財も含めた散策道の整備、誘導案内の充実や回遊ルートの設置など、ハード及びソフト面において明和町全域をカバーしていく事業として取り組みを進めていきます。

明和町ドローン隊「AIRIS」発足

3月30日、町職員による明和町ドローン隊「AIRIS(エアリス)」を発足させ、5名の職員を隊員として委嘱しました。今回委嘱した5名の職員は、昨年から操作訓練を重ね、検定試験に合格し、ライセンスを取得しました。今後、ドローンによる災害時の被害調査や、観光面での活用など、様々な場面で活動していくこととしています。

新規採用職員9名が入庁

4月1日、新規採用職員9名と群馬県明和町との人事交流による職員1名の入庁式を執り行いました。それぞれの抱負を胸に住民福祉の増進などに取り組んでもらいたいとの思いで一人ひとりに辞令を交付いたしました。町職員としてのこれからの活躍を願っているところです。

大きな夢と希望を胸に…入園・入学

4月5日から8日にかけて、町内の各小学校と中学校、保育所、幼稚園、こども園で入学・入園式が行われました。6日の各小学校の入学式では215人が入学、また、7日の明和中学校の入学式では189人が入学しました。そして、5日と8日に行われた各保育所等の入園式では、合わせて167人が入園しました。次代を担う子どもたちには、大きな夢と希望を持って、明るく健やかに、成長していただきたいと願っています。

明和中でタブレット貸与式

4月8日、本年度から小中学校で使用するタブレット端末の貸与式が明和中学校で行われました。これは、国のGIGA(ギガ)スクール構想に基づき、町が小中学生に1人1台ずつ貸し出すものです。ドリル教材、インターネット、双方向授業支援ソフト等を活用し、個別最適な学び、協働的な学びの実現を目指します。

明和町からも聖火ランナー

4月8日、延期となっていた東京2020(ニーゼロニーゼロ)オリンピック聖火リレーで、山大淀の高山 野亜(高は正しくははしごだか)さんが松阪市内を走り、次の走者であるタレントの浅尾 美和さんに聖火をつなぎました。聖火リレーという貴重な体験を今後の活躍につなげていっていただきたいと思います。

新たに23人が消防団員に

4月11日、明和町消防団新入団員23人の辞令交付式が役場で行われ、その後、礼式や機械器具の取り扱いなどの訓練が各分団に分かれて行われました。これから、住民の生命と財産を守る使命を担う消防団員として、ご活躍いただくことを期待しています。

新型コロナウイルス ワクチン接種予約がスタート

4月20日、65歳以上の方に対するクラギ文化ホールにおける新型コロナウイルスワクチン接種の予約が開始され、また、5月6日からは済生会明和病院と三重ハートセンターにおける予約も開始されましたが、コールセンターへの電話が中々つながらない状況が続いたことをお詫び申し上げます。現在、個別医療機関における接種も実施されてきており、希望する皆様の接種を7月末までに終えられるよう、できる限りの取り組みを行っているところです。また、接種に関してご尽力をいただいております医療機関の皆さま方に、心より感謝を申し上げます。

小学校区編制についての住民説明会を開催

5月7日から27日にわたり、明和町小学校区編制にかかる基本計画(案)の説明会といたしまして、各小学校を会場とした第3回住民説明会と、町内の幼稚園・保育所・こども園を会場とした就学前児童の保護者対象の説明会を開催しました。説明会では、基本計画(案)の基本方針として、「新小学校の建設、校区及び規模について」や「複式学級を有する修正小学校についての方針」、「小中一貫教育やコミュニティスクールの導入」などを説明しました。今後においては、今回の説明会でいただいた意見なども考慮し、必要に応じて基本計画(案)を修正し、正式に「明和町小学校区編制にかかる基本計画」としていきたいと考えています。

通学の安全確保のため町民バスでの通学スタート

5月10日から、遠距離通学をする児童の安全確保のため、斎宮小学校に通う平尾・東野の児童が町民バスでの通学を開始しました。子どもたちは自宅近くの停留所から乗車し、いつき茶屋の停留所で降りて徒歩で斎宮小学校に向かいます。下校時は、斎宮小学校からいつき茶屋までは徒歩で、いつき茶屋からはそれぞれの停留所までバスで帰宅します。今後も実情に応じた通学の安全確保に努めてまいります。

2年ぶりの運動会

5月22日と23日、町内の各小学校で運動会などが行われました。観覧人数を制限するなど新型コロナウイルス感染予防対策を講じた上での開催となりましたが、児童たちは元気に楽しく競技に取り組まれていました。

ワクチンWeb予約サポートを実施

6月1日、新型コロナウイルスワクチン接種を希望する65歳以上の方で、予約ができていない方などを対象に、町内5つのコミュニティセンターにおいて、Web予約とキャンセル手続きの支援を行いました。当日は本庁職員を各施設に4人ずつ配置し、対応にあたらせていただきました。

おわりに

そして、3月定例会以降からこの間、複数の個人、団体・企業様から明和町へたくさんのご寄附や備品などをご寄贈いただきました。ご厚意に対し、心から感謝を申し上げます。子どもたちの教育等のために活用させていただきます。ありがとうございました。

今年も、例年これらの時期に開催されてきた多くの行事が、新型コロナウイルス感染症の影響により中止や延期となりました。このことは本当に残念な事であります。来年こそは無事に開催できるよう、このコロナ禍が終焉することを心から願うばかりです。

今後も、町民の皆様が安全安心に、日々の暮らしを営んでいただけるよう、最大限の努力をしてまいりますので、議員の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げ、行政報告とさせていただきます。

令和3年9月7日「9月議会行政報告」

はじめに

令和3年第3回明和町議会定例会の開会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
議員の皆様には、公私何かとご多用のところ、本定例会にご出席を賜り、誠にありがとうございます。また、ただ今は、本定例会の会期を10日間とお決めいただき、諸案件のご審議を賜りますことに対し、厚くお礼を申し上げます。
はじめに、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられました方々のご冥福と、罹患された方々の一日も早いご快復をお祈り申し上げますとともに、医療現場の最前線で日夜懸命にご奮闘、ご尽力いただいている医療関係者の皆様をはじめとする多くの関係機関の皆様に、衷心より敬意と感謝を申し上げます。
国内では、新規感染者数がこれまでにないほど爆発的に増加しています。明和町においても8月以降で9月5日までの新規感染者数が52人と、厳しい状況が続いています。一日も早くこの感染拡大の波を抑えこまなければなりません。
三重県下全域でより強い対策を実施するとともに、これ以上の感染拡大を抑え込むため、8月21日に三重県から政府に対し「緊急事態宣言」の発令が要請され、8月25日に適用されることが決定されました。これを受け、明和町といたしましても三重県が示す指針「三重県緊急事態措置」や取組を基準にして、緊急事態宣言の期間は、公共施設等の休館や閉鎖などをいたしました。また、小中学校においては、夏休み明けの9月1日から12日までの期間中は、午前中授業で給食はなし、部活動も中止とし、幼稚園と認定こども園の幼稚園部は、夏休み期間を延長するなどの措置を講じているところです。
町民の皆様のワクチン接種の状況につきましては、9月1日現在、65歳以上の方で1回目の接種を終えた方の割合が89.4%、2回目の接種を終えた方の割合が87.5%でございます。また、12歳から64歳までの方につきましては、1回目の接種を終えた方の割合が35.4%、2回目の接種を終えた方の割合が25.3%という状況でございます。国からのワクチン供給量に合わせて接種計画を見直しながら進めておりますことから、医療関係者の皆様には多大なるご苦労をおかけしているところでありますが、深いご理解とご協力を賜っておりますことに感謝申し上げながら、できるだけ早く希望者全員の接種を完了できるよう取り組んでまいります。
この苦しい状況の中、ご自身や大切な人の命と健康を守るため、長期に渡り感染防止対策に取り組んでいただいた皆様に心から感謝を申し上げますとともに、今後も、三重県など関係機関と連携しながら、感染拡大防止に向け、全力で取り組んでまいりますので、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。

さて、政府は、6月18日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2021」及び「経済財政運営と改革の基本方針2018」で示された「新経済・財政再生計画」の枠組みの下、手を緩めることなく本格的な歳出改革に取り組むとして、「令和4年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針について」を示しました。その中で、歳出全般にわたり、平成25年度予算から前年度当初予算までの歳出改革の取り組みを強化するとともに、施策の優先順位を洗い直し、無駄を徹底して排除しつつ、予算の中身を大胆に重点化するとしています。そして、経済成長を生み出す4つの原動力の推進として、「グリーン社会の実現」、「デジタル化の加速」、「地方の活性化」、「子育て支援」を挙げています。
また、三重県においては、「第三次三重県行財政改革取組」で、国の支出金等の積極的な活用などにより一層の歳入確保に取り組み、歳出面においては、特に、公債費、社会保障関係経費、人件費などの経常的支出の抑制を図る取組を継続するとしています。
これらを受け、町では先日幹部職員を対象に令和4年度の当初予算説明会を開催しました。昨年度に策定した財政健全化プランの基本理念に掲げる「選択と集中」による施策の重点化及び効率化を図りながら、「持続可能」な財政運営を目指すこと、そして「歳入確保」や「歳出抑制の推進」などの基本方針を念頭に置きながら、各部署において国・県の動向をしっかりと把握し、必要な事業等を十分精査したうえで、新年度の予算要求に臨むよう指示したところです。

それでは、6月定例会以降、本定例会までの間の主な動きにつきまして、簡略にご報告させていただきます。

中学生の心身を育む

6月7日、夜間自習塾「明和学びの里」の開塾式が中央公民館で行われました。この日は、明和中学校の1年生から3年生の生徒36名が参加して、県内の大学に通う7名の大学生と、「明和学びの里」地域サポーターの3名が生徒たちの学習を支援しました。この塾で、地域の人とのつながりを作っていただくとともに、家庭での学習習慣を身に付けてもらうことを期待しています。
6月17日、明和中学校の体育祭が学年別に行われ、クラス対抗の長なわとびや全員リレーなどの競技が行われました。新型コロナウイルス感染防止対策として無観客での開催となりましたが、生徒たちは全力で競い、応援し、盛り上がりを見せていました。

社会を明るくする運動

6月24日、「社会を明るくする運動」強調月間を前に、多気郡保護司会の皆様が明和町役場にお越しになり、「内閣総理大臣からのメッセージ」を伝達していただきました。社会を明るくする運動は、すべての国民が犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせて犯罪のない社会を築こうとする全国的な運動で、今年で71回目を迎えます。明るい社会づくりを広く呼びかけ、さまざまな活動に取り組んでいただいている保護司の皆様に、心から敬意を表します。

ドローン隊が訓練参加

6月28日と29日に、松阪市飯南町のキャンプ場「リバーサイド茶倉」で松阪地区広域消防組合による水難事故を想定した捜索訓練が行われ、明和町ドローン隊「AIRIS(エアリス)」のメンバーが参加しました。AIRISのメンバーは、河川上空でドローンを操縦するときの注意点やポイントなどの指導を受けました。今後も技術向上に努め、災害や事故等の現場において訓練の成果を発揮し、活躍する隊に成長することを期待しております。

神宮橋「再建」

7月1日、竹川の祓川に架かる神宮橋(じぐばし)が開通しました。この事業は、明和町歴史的風致維持向上計画に位置付けており、史跡内の散策道などとして活用するため整備したもので、幅3m、長さ22.4mの木橋をイメージした橋です。今後も同計画に基づき、神宮橋周辺の整備を引き続き行っていく予定としております。

めいわインスタグラマー決定

7月1日から令和4年3月31日まで、インスタグラムで明和町の魅力を発信していただくために、情報発信力の高いインスタグラムユーザー3名を明和町公認の「めいわインスタグラマー」に委嘱しました。「#(ハッシュタグ)伊勢の入り口明和町」をキーワードに、明和町の魅力をどんどん発信していただくことによって、明和町への誘客を図っていきたいと考えています。皆さんの活躍に期待しています。

キャンプ場安全祈願祭

7月3日、大淀ふれあいキャンプ場で観光協会主催の安全祈願祭が行われ、参列者が海岸やキャンプ場の利用者の安全を祈願しました。キャンプの利用はもちろん、ワーケーションの活用も視野に施設を整備しましたので、多くの人に利用してもらえたらと思います。

小学校区再編に向けて

7月8日、小学校区再編にともなう新しい小学校等の建設にかかる基本構想について考える第1回「明和町立小学校等建設検討委員会」を開催しました。この検討委員会は、学校教諭やPTA、学校評議員の14名で構成し、また三重大学大学院の大月准教授にアドバイザーを務めていただいています。この日は、委員長・副委員長の選出や基本構想策定に向けての基本的な考え方などについての説明及び議論を行いました。今後も検討委員会で議論・検討を行い、町民の皆様への説明会を開催しご意見をお聞きした上で、新小学校等の基本構想をまとめていきます。

6町と企業で連携協定

7月20日、持続可能な地域づくりなどを目指した活動推進のための相互連携を結ぶために、多気町のヴィソン多気で連携協定締結式が行われました。この日は、スーパーシティ構想で連携する明和町・多気町・大台町・度会町・大紀町・紀北町に加えて、日本航空株式会社様とヴィソン多気株式会社様が参加し、連携協定書の調印などが行われました。協定の内容は、「食」「観光振興」「ホスピタリティ」「次世代アカデミー」の項目において連携強化を図り、それぞれが持つ「人的」「物的」そして「知的資源」を有効活用するものです。今回の調印を活かしながら、引き続き観光振興・地域活性化を目指した取組を進めていきます。

ALTアンドリューさん退任

8月4日、明和町で2年間に渡り、ALT(外国語指導助手)を務めたアンドリュー・フランシス・シムスさんが退任されました。令和元年8月5日に就任以来、大淀小学校・下御糸小学校・斎宮小学校で授業や休憩時間の交流を通して、子どもたちに英語の楽しさを伝えていただきました。また、コロナ禍において、学校が休校になった際には、子どもたちに英語から離れてほしくないという願いを込めて動画配信を行うなど、精力的に活動していただきました。明和町の子どもたちのために頑張っていただき、本当に感謝しております。

鈴木県知事と1対1対談

8月4日、鈴木県知事と地域の課題などについて意見を交わす「1対1対談」を、いつきのみや歴史体験館で行いました。「米価の下落が懸念される稲作農家への県独自の支援」や「笹笛川の下流域住民の避難判断や不安解消につなげるための危機管理型水位計の設置や浚渫の実施」、また「史跡斎宮跡の支援やいつきのみや歴史体験館の施設修繕」など7項目について対談し、要望を行いました。

パラリンピックの聖火に思いを

8月15日、東京2020パラリンピックの聖火の元となる火を採火するイベントが、障がい者福祉サービス事業所「ありんこ」で行われました。参加者が木炭に火を付けた後、青・赤・緑色のパラリンピックシンボルマークカラーのろうそくへと火を移しました。共生社会への思いが込められた明和町の火を、パラリンピックの聖火に灯していただくことができました。

明和町いきいき商品券

9月1日、新型コロナウイルス感染症対策事業の一環として配布した、明和町いきいき商品券の使用期間が始まりました。町民の皆様の生活支援に、また、明和町の地域経済の活性化につなげていただきたいと思います。

おわりに

なお、例年これらの時期に開催されてきたたくさんの行事が、新型コロナウイルス感染症の影響により中止や延期となりました。このことは本当に残念な事であります。中でも、皆様にご案内を重ねてきた三重とこわか国体・三重とこわか大会に関しては、今般、両大会の中止が正式に決定されました。両大会を目指して努力を重ねてこられた皆様、開催を支えるべくご尽力いただいたすべての関係者の皆様、そして両大会を地域で応援していただいた住民の皆様に、これまでのご協力に対するお礼を申し上げます。
一日も早く様々な行事等を無事に開催できるよう、このコロナ禍が終焉することを心から願うばかりです。


今後も、町民の皆様が安全安心に、日々充実した暮らしを営んでいただけるよう、最大限の努力をしてまいりますので、議員の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げ、行政報告とさせていただきます。

令和3年12月15日「12月議会行政報告」

はじめに

令和3年第4回定例会の開会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
はじめに、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられました方々のご冥福と、罹患された方々の1日も早いご快復をお祈り申し上げますとともに、医療現場の最前線で日夜懸命にご奮闘、ご尽力いただいている医療関係者の皆様に、衷心より敬意と感謝を申し上げます。
さて、7月以降、新型コロナウイルス感染症の爆発的な拡大により、三重県に8月27日から9月30日まで緊急事態宣言が発令されました。明和町においても連日のように感染者が判明し、町民の皆様におかれましては不安な日々を過ごされたことと思います。現在、感染の拡大は抑えられており、町内では10月26日以降、新たに感染された方がいない日が続いている状況にあります。
このような中、町民の皆様のワクチン接種が逐次進み、12月2日現在、12歳以上の方で1回目の接種を終えた方の割合が87.7%、2回目の接種を終えた方の割合が85.8%と、全国平均より高水準となっています。国は追加接種について、感染拡大防止及び重症化予防の観点から1回目・2回目の接種が完了していない方への接種機会の提供を継続するとともに、18歳以上の方に対して追加接種の機会を提供するとしています。これまで、医療関係者の皆様には多大なるご苦労をおかけしているところでありますが、3回目の接種についても深いご理解とご協力をお願いしていく中で、引き続きワクチン接種について円滑に実施できるよう取り組んでまいります。
現在、ワクチンや中和抗体療法といった新たな治療法などウイルスに対抗する手段が増えつつある一方、デルタ株やオミクロン株のようにウイルスも変異しているため、今後も気を緩めることなく感染防止対策に取り組んでいく必要があります。ワクチン接種の有無にかかわらずマスクの着用をすること、3つの密を避けること、手洗い、うがい、咳エチケットなどの基本的な感染防止対策に取り組んでいただくことを町民の皆様にしっかりと啓発し、最大限の警戒感をもって新型コロナウイルス感染症と戦ってまいりたいと思います。

さて、小学校区編制にともなう第1期再編小学校等に関する取り組みにつきましては、7月から10月にかけて「町立小学校等建設検討委員会」による「建設にかかる基本構想」の検討を行っていただきました。今後も小学校名やスクールバスの運行など施設運営全般を検討する「町立小学校等運営準備委員会」や学校跡地の有効活用について検討する「町立小学校等跡地利用検討委員会」を設置し、議論・検討を行ってまいりたいと考えています。

それでは9月定例会以降、本定例会までの間の主な動きにつきまして、簡略にご報告させていただきます。

保育所等でミニ運動会

10月15日にささふえ保育所、10月20日に斎宮幼稚園、10月21日にみょうじょうこども園、そして10月23日にはみどり保育所で、それぞれミニ運動会が開催されました。新型コロナウイルスの影響により、今年も規模を縮小し、また、人の密集を避けるため年齢別に行うなど感染防止対策を講じながら行われました。園児たちは、元気いっぱいに走り、踊り、成長した姿を見せてくれました。

ALTロキサンさん着任

10月から、アメリカ メリーランド州出身のロキサン・アイリーン・レアルさんがALT(外国語指導助手)に就任しました。小学校での外国語授業を通じて、子どもたちの英語力の向上に貢献していただいています。

中学校の職業体験学習

10月13日と14日の2日間、明和中学校2年生を対象に職業体験学習「いきいき体験」が行われました。例年は生徒が事業所に出向いて仕事を体験していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年から町内で働く人などを講師に招いた講演会が行われています。さまざまな分野で働く人たちから聞いた話を参考に、自分の将来を考えていただきたいと思います。

日本初ひじきを使った「海のグラノーラ」

10月19日、有限会社 辻丈蔵商店の辻 丈彦代表取締役をはじめ、フードコーディネーターの長谷川 希さん、明和町商工会の早川 拓登さんが役場にお越しになり、日本で初となるひじきを使った「海のグラノーラ」の完成報告と商品の紹介をしていただきました。この商品は人工甘味料や着色料などは使用しておらず、無添加ということから安心して食べることができるということです。このグラノーラが明和町の特産品である伊勢ひじきの需要の高まりにつながることを期待しています。

三重県初「道路啓開訓練」

10月31日、大規模災害が発生した際に緊急車両等の通行ルートを確保するための手順を確認する「道路啓開訓練」を、下御糸漁港で行いました。今回の訓練では、明和町、明和町建設業協会、国土交通省、松阪建設事務所、陸上自衛隊、三重県警、松阪地区広域消防組合などが連携し、けが人の救助活動やがれきの撤去作業、明和町ドローン隊AIRIS(エアリス)による上空からの状況確認などの訓練を行いました。今回の訓練から得られた課題を確認し、今後の取り組みに活かしていくよう努めてまいります。

衆議院総選挙投票率58.40%

また10月31日には、衆議院議員選挙の投開票が行われ、三重4区では前三重県知事の鈴木 英敬さんが初当選を果たされました。なお、明和町の投票率は58.40%となり、前回、平成29年の56.96%を上回る結果となりました。

介護予防講演会

さらに10月31日には、株式会社ライフリー代表取締役で作業療法士としても活躍されている佐藤 孝臣さんを講師にお招きし、介護予防講演会を開催しました。参加された皆さんには、生活不活発を防ぐ日常生活の送り方や身体作りなどについて、改めて考えていただけたかと思います。

中央公民館で作品展示会

11月6日と7日の2日間、公民館講座・同好会の作品展示会が中央公民館で開催され、200点以上の作品や、町内の小中学生が描いた人権ポスターなどが展示されました。これは、例年11月に開催されている文化祭が新型コロナウイルス感染症の影響により中止となったため、講座生や同好会会員の活動発表の場を設けようと開催したものです。公民館が休館するなど活動の機会が減ったにも関わらず、たくさんのすばらしい作品を出品していただき、素敵な展示会となりました。来年こそは、町民文化祭を開催できることを心から願っております。

神宮ゲートウェイ斎宮創生プロジェクト

観光地域づくりや地域の「稼ぐ力」を引き出す取り組みを行う明和観光商社が、「三重・明和町 神宮ゲートウェイ 斎宮創生プロジェクト」という新たな事業を展開しています。このプロジェクトの一環として、11月19日には、旅行会社様との連携事業「斎王群行列車イベントツアー」が実施され、約40人のツアー参加者が明和町を訪れました。このツアーは、近鉄様の貸切列車を使ったツアーとして企画されたもので、参加者は御所車に見立てた名物の斎王弁当を味わったり、斎宮歴史博物館で歴史について学んだりして、明和町での観光を楽しまれていました。また、11月19日から21日の3日間、さいくう平安の杜で「国史跡斎宮跡平安絵巻プロジェクションマッピング」が行われました。平安絵巻や当時の逸話をモチーフにした美しい映像により、たくさんの人が楽しまれていました。11月29日と30日には、食事を楽しみながらバスで観光名所を巡るレストランバスのモニターツアーが行われました。このツアーは、コース料理を味わいながら約3時間かけて明和町の名所や旧跡、地場産業を見学するというものです。これらをはじめとした様々な事業を展開する観光商社と町が連携し、これからも地域活性化に向けて取り組みを進めていきます。

地域のための活動で全国表彰

今年度、有爾中の老人クラブ「有爾中さくら会」が全国老人クラブ連合会の活動賞を受賞されました。11月19日に、有爾中さくら会の樋口 治代表、瀬田 敏雄有爾中自治会長、明和町老人クラブ連合会 新田 一子会長、菊矢 照子副会長が役場にお越しになり、受賞の喜びのご報告をいただきました。有爾中さくら会には約230人の方が在籍され、神社や公園の清掃活動のほか、自治会行事の盆踊りで花飾りの作成や踊りの指導などに取り組まれ、その活動が高く評価されました。会員の皆様が力を合わせ、精力的に取り組まれていることに心から敬意を表します。これからもますますご活躍いただきたいと思います。

スーパーシティ構想推進のため国へ働きかけ

11月25日、現在進めているスーパーシティ構想推進のため、6町の関係者と内閣府や関係先を訪問し、意見交換を行いました。その後、厚生労働省を訪問し、小規模保育事業所に関する要望について陳情を行ったほか、26日には文化庁を訪問し、文化財の保存活用について意見交換を行いました。また、都内の企業も訪問し、今後の明和町との連携などについて話し合ってまいりました。

感染症対策を取り入れた防災訓練を実施

11月28日、台風による風水害を想定した防災訓練を中央公民館と保健福祉センターで実施し、町職員33名が参加しました。防護服等着脱訓練、感染症対策を取り入れた避難所開設・運営訓練などを行い、災害発生時の迅速かつ効果的な応急対策活動を体験しました。今回の訓練で明らかになった課題は防災対策プロジェクト会議で話し合い、今後の避難所開設・運営等に活かしていきたいと思います。

美しい祓川を守る活動が評価

今年度、祓川や周辺の環境美化活動などを行う祓川環境美化推進協議会が農林水産省東海農政局 豊かなむらづくり全国表彰事業で東海農政局長賞を受賞されました。11月29日、祓川環境美化推進協議会 松島 孜理事長をはじめ、東海農政局 小林 勝利局長らが出席し、明和町役場で賞状授与式が行われました。祓川環境美化推進協議会は、平成8年に設立されて以降、祓川の希少動植物の保護などを目的とした小学生対象の水生生物調査の実施、祓川流域の景観整備・防災のための倒木処理作業の実施など、さまざまな活動を展開してこられました。このような取り組みは全国の模範になる事例として、今回の受賞に至りました。多くの自然が残る貴重な祓川の環境美化や水質浄化にご尽力いただき、心より感謝を申し上げます。

協定「感染症対策機材」

11月30日、災害時に感染症対策機材を借用することを目的に、北村音響様と協定を締結し、中央公民館で調印式を行いました。借り受ける機材は、屋内の空気を取り込み、紫外線で殺菌して排出するというもので、新型コロナウイルスなどの各種ウイルスを10分の1に減らす能力があるそうです。調印の後、実際に感染症対策機材を稼働させながらご説明いただきました。災害時において、中央公民館大集会場など広い部屋を避難所として開設した場合における感染症対策として活用させていただきたいと思います。

おわりに

なお、例年この時期に開催されています、戦没者追悼式やスポーツまつり、敬老福祉大会など、たくさんの行事が新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりました。このことは本当に残念な事であります。来年度は無事に開催できるよう、このコロナ禍が終焉することを心から願うばかりです。

今後とも、町民の皆様、議員の皆様のご理解とご協力を賜りながら、「住み続けたい」と思っていただけるまち、町外の皆様から「住みたい」「訪れたい」と興味を持っていただけるまちの実現に向けて、最大限の努力をしていくことを申し上げ、行政報告とさせていただきます。

お問い合わせ
総務防災課 総務係
〒515-0332 明和町大字馬之上945番地
電話番号:0596-52-7111
ファックス:0596-52-7133

お問い合わせはこちらから