町長メッセージ 2022年

令和4年3月3日 「3月議会行政報告」

世古口哲哉

令和4年第1回明和町議会定例会より 行政報告

「3月議会行政報告」

明和町長
世古口哲哉

はじめに

本日ここに、令和4年第1回明和町議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様には公私何かとご多用の中、本定例会にご出席を賜り、誠にありがとうございます。
また、本定例会の会期を本日から14日間とお決めいただき、諸案件のご審議を賜りますことに対し、厚くお礼を申し上げます。本定例会は、令和3年度を締めくくるとともに、新年度予算のご審議を賜る議会でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
はじめに、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられました方々のご冥福と、罹患された方々の1日も早いご快復をお祈り申し上げますとともに、医療現場の最前線で日夜懸命にご奮闘、ご尽力いただいている医療関係者の皆様に、衷心より敬意と感謝を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症との戦いは、2年を超える長期間となってまいりました。令和4年に入り、圧倒的な感染力を持つオミクロン株によって感染者が急速に激増する中、三重県では1月8日に「感染拡大防止アラート」を発動し、さらに1月12日に「感染拡大阻止宣言」を発出、また、1月17日には国に対し「まん延防止等重点措置」の適用を要請し、1月21日から三重県への適用が決定されました。
明和町においては、1月15日以降連続して感染者の発表があり、今年に入ってから2月28日までで217人の感染者が確認されております。前年までの感染者も合わせますと、町内の感染者は2月28日現在で302人となっております。町民の皆様の新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、2月28日現在、12歳以上の方で1回目の接種を終えた方の割合が88.6%、2回目の接種を終えた方の割合が87.9%となっています。また、現在、新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種が始まっています。18歳以上で、2回接種完了から原則6か月以上経過したすべての方に対して追加接種の機会を提供するとしており、2月28日現在で約19.4%の方が接種されています。これまで、医療関係者の皆様には多大なるご苦労をおかけしているところでありますが、深いご理解とご協力を賜っておりますことに改めて感謝申し上げながら、3回目のワクチン接種について円滑に実施できるよう取り組んでまいります。
ワクチン接種や内服薬投与などウイルスに対抗する手段が増えつつある一方、オミクロン株やステルスオミクロン株のようにウイルスも変異しているため、引き続き気を緩めることなく感染防止対策に取り組んでいく必要があります。ワクチン接種の有無にかかわらずマスクの着用をすること、3つの密を避けること、手洗い、うがい、咳エチケットなどの基本的な感染防止対策に取り組んでいただくことを町民の皆様にしっかりと啓発し、最大限の警戒心をもって新型コロナウイルス感染症と戦ってまいりたいと思います。
また、この3月11日には東日本大震災から11年が経過します。いつ発生するとも限らない大規模地震に備え、一人ひとりが災害への心構えを新たにするとともに、いざというときには地域で助け合い、町民の皆様が心を一つにして災害に立ち向かえるよう取り組んでいくことが大切です。町といたしましても、引き続きあらゆる事態を想定しながら防災・減災の取り組みを進め、町民の皆様にとって安全で安心な暮らしやすいまちの実現に向けて努めてまいります。
なお、2月24日に始まったロシアによるウクライナへの侵攻については、我が国の国会においても即時の攻撃停止と部隊撤収をロシアに求める決議が可決されたところです。この軍事侵攻により、多大な被害と犠牲が生じています。一日も早く平和的に解決されるよう願ってやみません。

さて、令和4年度の国の予算は、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期しつつ、成長と分配の好循環による新しい資本主義の実現を図るとするほか、「骨太方針2021」で定めた取り組みを継続するとともに、予算の単年度主義の弊害是正など予算の質も向上させるとしています。
当町におきましては、厳しい財政状況が続く中ではありますが、一般会計の予算総額は101億6,500万円、特別会計、水道事業会計を含めた総額は179億8,830万円の当初予算を編成いたしました。
なお、新年度予算の詳細な内容につきましては、本定例会で詳しくご説明させていただきますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。

それでは、昨年12月の定例会以降、本定例会までの主な動きにつきまして、簡略にご報告をさせていただきます。

鬼をはらう「追儺(ついな)のまつり」

12月19日、平安時代の大みそかに宮中で行われていた行事を再現した「追儺のまつり」が、いつきのみや歴史体験館で行われました。この日は陰陽師の役が鬼を追い払う祭文を読み上げたあと、方相氏(ほうそうし)の役を先頭に参加者が列をつくり、体験館からさいくう平安の杜まで練り歩きました。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響でまつりが中止となりましたので、2年ぶりに開催され、たくさんの人で賑わったことを大変うれしく思いました。

地図提供の災害時協定

12月22日、地図情報の調査・制作などを行う株式会社ゼンリン様と、災害時における地図製品等の供給等に関する協定を締結しました。この協定は、町が災害対策本部を設置した際に、事前に貸与された備蓄用の地図製品等を災害対応に使用するために締結したものです。災害対応に地図は欠かせないものであり、有効活用させていただきたいと思います。

2年ぶりの初日の出を迎える会

1月1日、新型コロナウイルス感染症の影響で2年ぶりの開催となる「初日の出を迎える会」が大淀海岸で行われ、約3,000人が訪れ賑わいました。この日は「明和太鼓保存会」による太鼓演奏が披露され、イベントを盛り上げていただきました。あいにくの曇り空でしたが、訪れた人たちは家族や友人などと新年の幕開けを祝っていました。

日本遺産「カケチカラ発祥の地」

1月6日、伊勢神宮カケチカラ会様の活動場所の提供などに協力している町に対し、同会様と伊勢神宮様から感謝状をいただきました。伊勢神宮カケチカラ会様は、根倉にあるカケチカラ発祥記念碑を管理していただくとともに、全国各地で収穫された米を伊勢神宮に奉納するなどの活動をされています。昨年で活動70周年を迎えられたとのことで、お祝いを申し上げるとともに、感謝状へのお礼と、これからも活動を続けていっていただきたいとの思いをお伝えしました。

最後の成人式

1月9日、新成人を祝う成人式をDreamオーシャン総合体育館で行い、187人の新成人の皆様が式典に参加されました。新成人を代表して、瀬田峻介さんに「私たちは、20歳という大きな節目を迎えました。おかれている立場は違いますが、それぞれ自身の目標に向けて一歩ずつ歩んでいきます。」と、力強く決意を述べていただきました。私からは「うまくいかないことがあっても、決してあきらめず、果敢に立ち向かうチャレンジ精神を持ち続け、行動していってください。」とエールを送りました。なお、今年4月から成年年齢が18歳に引き下げられる改正民法が施行されるため、明和町では「成人式」という名称で行う式典は今回が最後となりました。来年度は、同じく20歳を対象とする式典を別の名称で開催する予定です。

統計調査功績者知事表彰を伝達

1月14日、令和3年度統計調査功績者知事表彰の伝達式を行い、統計調査員として尽力していただいている喜多 修さんと土屋竹史さんに表彰状を手渡しました。喜多さんは12年、土屋さんは11年にわたり調査員業務に携わっていただき、各種統計データの整備に大きく貢献されました。これまでの経験を生かして、今後もご活躍をしていただきたいと思います。

トンガ火山噴火の影響を警戒

1月15日に起こったトンガ諸島付近の火山の大噴火に伴う潮位変化の影響により、翌16日午前0時15分に伊勢・三河湾、三重県南部に津波注意報が発表されました。これを受けて本町でも災害対策本部を設置し、気象庁や県からの情報に注視しながら、消防団の協力を得て海岸付近の巡視を実施するなど、避難注意報が解除されるまで警戒にあたりました。なお、本町においては被害の発生はありませんでした。また、気象庁からは、観測された潮位変化のメカニズムが明らかでなかったために噴火発生から津波警報等の発表までに時間を要したことや、情報発信が不十分であったことを課題として認識し、今後、有識者等で構成する検討会において同様の事象における対応策を調査・研究し、運用の改善を図る旨の報告を受けています。

子ども食堂の輪を広げよう

1月22日、いつきのみや地域交流センターで子ども食堂についての講演会と座談会を、明和町社会福祉協議会と共催して行い、町内外から22人が参加しました。講演会では、NPO法人太陽の家理事長の対馬あさみさんと尾鷲みんなの食堂代表の山下裕子さんが、地域における子ども食堂の役割や立ち上げを目指すために行動することの大切さなどについてお話をされました。また、座談会では、講師を務められた対馬さん、山下さん、そして明和町で子ども食堂を運営するみんなの食堂こむすび舎@めいわ町の代表山路由香さんを交え、活動する上で大事にしていることなど、子ども食堂を運営する団体同士で意見を交わしました。参加された皆さんには、子ども食堂について理解を深めていただけたと思いますし、活動に関心のある方や立ち上げを考えている方には、実際に活動する人の声を聞いてもらうことで意欲の向上につなげていただけたのではないかと思います。

6次産業化アワード受賞

1月24日、農業生産法人 有限会社松幸農産様の6次産業化アワード「農林水産大臣官房長賞」の受賞と、一般社団法人神都の祈り様の「ボルドー酒チャレンジ2021」金賞の受賞を、合同で報告していただきました。まず、松幸農産様につきましては、生産した作物を利用したスイーツなどの製造販売、ケーキ店や飲食店の経営などの取り組みが評価を受け、受賞につながりました。これからも、引き続き地域に根差した事業の展開を行っていただくことをお願いしたいと思います。また、一般社団法人 神都の祈り様につきましては、フランスのボルドーで行われた品評会に出品した日本酒「神都の祈り 斎王」と「神都の祈り 2020黒」が、ともに金賞に輝きました。今後も品質の良い日本酒造りに取り組まれ、ブランド力向上に努めていただきたいと思います。

先進技術や発信力を生かした包括連携協定

1月25日、町と三重県「トヨタ販売店5社・トヨタレンタリース・トヨタモビリティパーツ」様が包括連携協定を結ぶこととなり、さいくう平安の杜西脇殿で協定の調印式を行いました。この協定は、三重県トヨタ関係7社様が持つ先進技術や発信力を生かして、防災や高齢者支援、観光振興、環境安全の促進などさまざまな分野において協働することで、町事業のサポートや地域課題解決の促進、町のPRなど、地域活性化を図ることを目的としています。この日は調印式の後、災害時を想定して、外部給電可能な車両から家電製品に電力供給するデモンストレーションなどをしていただきました。今後は、三重県トヨタ関係7社様と協議を重ね、各分野での取り組みを進めていきたいと思います。

職員の災害対応図上訓練

2月11日、大規模地震を想定した災害対応図上訓練などを役場やDreamオーシャン総合体育館で行い、町職員など約30人が参加しました。訓練は、南海トラフを震源とする地震が発生し、明和町で震度6強の揺れを観測、地震による損壊で役場庁舎が使用できないため代わりの施設に災害対策本部を設置し、応急対策活動を実施するとの想定で行いました。参加した職員らは、目視とドローンの映像から役場庁舎の被害状況を確認する「建物危険度調査訓練」、「災害対策本部設置訓練」、避難所の体制や町内の被害状況の情報収集と対応を行う「災害対応図上訓練」などを行ったほか、私からのメッセージを動画配信する手順や、罹災証明書の発行手順についても確認しました。訓練を通して、改めて災害時における状況判断や情報共有の重要性を再認識いたしました。

おわりに

なお、例年この時期に開催していました、消防団出初式、美し国三重市町対抗駅伝大会など、たくさんの行事が新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりました。来年度は無事に開催できるよう、このコロナ禍が終焉することを心から願うばかりです。

諸報告につきましては以上でございますが、本定例会には、人事案件の諮問が2件、任命同意が15件、その他の同意が1件、条例の制定が1件、条例の一部改正が9件、町道路線の認定が1件、工事の請負契約の変更が1件、令和3年度一般会計補正予算ほか5つの特別会計と水道事業会計補正予算、令和4年度一般会計予算及び7つの特別会計予算と水道事業会計予算の議案を提案させていただくこととしています。よろしくご審議の上、お認めいただきますようお願い申し上げます。

町では昨年4月から、「つながり」「育み」「安心」「創造」の施策を柱とした明和町第6次総合計画をスタートさせています。今後においても、町民の皆様からいつまでも「住み続けたい」と思っていただける郷土愛が育めるまち、町外県外の皆様からは「住みたい」「訪れたい」と思っていただけるまち、興味を持っていただける魅力あるまちの実現に向けて、誠心誠意取り組んでいくことを申し上げ、行政報告といたします。

令和4年3月4日 「令和4年度 施政方針」

令和4年第1回明和町議会定例会にあたり、令和4年度の行政運営に対する私の施政方針について申し述べますので、議員の皆様並びに町民の皆様からのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

町を取り巻く情勢

まず、国内外の情勢ですが、世界規模で猛威を振るう新型コロナウイルスは変異を繰り返しながら、世界全体の経済、医療に多大な影響を与え続けており、日々の暮らしに著しい支障をもたらしています。
明和町においても、斎王まつりや、大淀祇園祭が2年連続で中止となりましたし、三重とこわか国体、三重とこわか大会も中止となるなど、さまざまなイベントが新型コロナウイルス感染症の影響で中止や延期となりました。
町といたしましては、県からの感染者の発表を受けて防災無線などでの啓発を継続しているところであり、町民の皆様には、マスクの着用や、手指消毒、手洗い、「三密」の回避の徹底にご理解とご協力を賜っております。
また、3回目のワクチン接種、5歳から11歳までのお子さんへのワクチン接種についても現在進めているところであり、こちらにつきましてもご理解等を賜っており、心から感謝申し上げる次第です。
さらには、ご尽力いただいている医療関係者の方々に、あらためて敬意を表するとともに、重ねて感謝を申し上げる次第です。
今後も、国や県、近隣市町や関係機関と連携しながら、感染拡大防止に向けて全力で取り組んでまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
こういった状況に加え、財政状況も非常に厳しい状況が続いていますが、昨年度に策定いたしました財政健全化プランを基本に、持続可能な財政運営を推進しつつも、ワクチン接種などの新型コロナウイルス感染症対策や、公共施設の老朽化対策、デジタル社会への対応など、明和町の未来を見通した積極的な政策を展開していくことが急務となっています。
また、東日本大震災から11年が経過しようとしている中、甚大な被害が想定されている南海トラフ地震に備えるために策定した、国土強靭化計画や地域防災計画なども踏まえ、明和町における防災・減災対策に今後も積極的に取り組んでいかなければなりません。

基本姿勢

さて、明和町長に就任して3年が経過いたしました。これまでの議員の皆様、並びに町民の皆様からいただいたご支援・ご協力に対しまして、心より感謝を申し上げます。
私は、笑顔が輝く明るい和やかなまちを、「ALL明和」の気運を醸成していく中で、「人や産業に活力があるまちづくり」「繋がり(絆)を活かすまちづくり」「英知を活用するまちづくり」の3つの柱を掲げ、各施策を推進してまいりました。

人や産業に活力があるまちづくり

1つ目の柱「人や産業に活力があるまちづくり」では、新型コロナウイルス感染症対策の交付金を活用した、地域経済活性化が目的の「明和町いきいき商品券」の発行をはじめ、地域産業応援支援金や収入保険加入支援事業などさまざまな支援策に取り組みました。
そして取り組みの成果のひとつとして、産学官連携日本酒プロジェクトで作られた日本酒が、ヨーロッパの歴史ある品評会で2年連続で賞を受賞しました。また、町内の農業生産法人様が、6次産業化の取り組みにおいて表彰もされたところです。
そして、大淀の商店とフードコーディネーター、商工会が協力し、ひじきを使った「海のグラノーラ」という新たな商品を開発していただき、販売も開始されたところです。
今後も、特産品となるようなさまざまな商品開発等への支援を行いながら、明和町の産業・観光の発展に繋げていきたいと考えています。
農業の振興では、新規就農者への総合的な支援、病害虫対策への支援、経営安定のための対策や、耕作放棄地対策に引き続き取り組んでいきます。
昨年、明和町で開催予定だった三重とこわか国体ソフトボール競技、かるた競技、三重とこわか大会グランドソフトボール競技は残念ながら中止になりましたが、町民の皆様がスポーツや文化に親しめる機会を今後も作ることにより、活力があるまちづくりに繋げていきたいと考えております。
観光分野では、明和観光商社がプロジェクションマッピングや、斎王群行列車ツアー、レストランバス、ドライブインシアターなどを展開していただきました。さらに、斎宮駅のトイレや、空き店舗の改修など、地域活性化に向けた新たな取り組みも始まっており、町としても連携して進めていきたいと考えております。

繋がり(絆)を活かすまちづくり

2つ目の柱「繋がり(絆)を活かすまちづくり」については、高齢者と保護者、ボランティアの連携により、子ども食堂を立ち上げていただき、コロナ禍にあっても、工夫した活動を展開していただいています。関係者の皆様に心から敬意を表したいと思います。
福祉・健康の関係では、成人病の予防など総合的な施策を継続しながら進めてまいりました。
新型コロナウイルスのワクチン接種については、町内の2つの医療機関のご協力により巡回接種会場を開設いただいたのに加え、個別医療機関にもご協力をいただき、接種体制を構築することができ大変ありがたく思っています。今後もご協力をいただく中で、接種を進めていきたいと考えています。
昨年5月からは、遠距離通学の児童の安全確保のため、平尾・東野の児童の町民バス通学を開始しました。今後も実情に応じた通学の安全確保に努めていきたいと思っています。
6月には明和学びの里を今年度は予定通り開塾し、中学生たちは大学生や地域サポーターの支援を受け、地域の人との繋がりを作りながら、学びの習慣を培ってくれています。
7月にはスーパーシティ構想で連携する自治体や企業との間で、持続可能な地域づくりを目指して相互連携協定も締結しました。今後の新たな取り組みにも期待をしているところです。
こういった周辺自治体や企業などとの繋がりも活用しながら、人的、物的、知的資源を活かすまちづくりを進めていきたいと考えています。

英知を活用するまちづくり

3つ目の柱「英知を活用するまちづくり」では、自治体内部事務についてICT化を進め、テレワーク等に対応できる体制整備に取り組みました。
また、窓口キャッシュレスを推進するなど、効率的・効果的な行政運営・町民サービス等に努めてまいりました。
その中で、SNS等の明和町公式サイトを活用し、リアルタイムな情報発信にも取り組みました。
今後も国・県の情勢などを的確にとらえ、先端技術の活用も進めながら、先進的な町行政を目指して取り組みを進めていきたいと考えています。
また、時代に即した有効的な学びの実現のため、小中学校でのタブレット端末を活用した授業などの取り組みを開始しており、児童生徒1人1台端末を活用した授業をより円滑に進めていくため、ICT支援員を引き続き配置していきたいと考えています。
令和に入ってから多額のご寄附をいただいている明和町のふるさと寄附ですが、令和3年度も年末時点で約11億円と、多くのご寄附をいただいております。ご寄附いただいた皆様、魅力的な返礼品を出品していただいた事業者様に深く感謝するとともに、これからもふるさと寄附の拡大に向けて取り組んでいきたいと考えているところです。
次に、町が所有する公共施設などに愛称を付ける権利を民間事業者に付与し、町はその対価として命名権料を得る制度「ネーミングライツ事業」を実施し、新たに1社のご協力をいただくこととなりました。引き続き町施設のネーミングライツパートナーを募集していきます。
そして、令和8年4月の開校・開園に向けた新小学校等の建設についてですが、令和4年度に建設事業者の選定を開始するとともに、運営面については運営準備委員会を中心に、学校名の選定、スクールバスの運行等の検討を進めていきます。また、再編後の学校の跡地利用についても、跡地利用検討委員会を中心に検討していきます。
また、令和4年度末に閉校予定の修正小学校につきましては、統合校との児童同士の交流事業等の実施、閉校記念行事の実施、閉校後の跡地利用の検討を行っていきます。

 

以上に挙げた取り組み、事業以外にもさまざまな取り組みを行っていますが、このようにまちづくりを進めることができるのも、議員の皆様、そして町民の皆様のご理解とご協力、ご支援があってのことであり、あらためて心より感謝を申し上げる次第です。
皆様からのご支援をいただきながら、町長としての責務を認識し、今後も持続可能な明和町を目指し町政を進めてまいりたいと考えています。
次に、令和4年度の予算について申し述べます。

 

令和4年度予算の概要

令和4年度予算の概要は、一般会計で101億6,500万円、前年度比10億4,000万円、率にして11.4%の増となりました。
厳しい財政状況の中で、前年に比べて大きな増となりましたが、財政健全化を堅持しつつも、取り組んでいかなければならない「新型コロナウイルスの感染症対策」「公共施設等の老朽化対策」「未来を見据えたデジタル化政策」を重要な3本柱と位置づけて予算編成を行った結果、増となったものです。
歳出予算の性質別経費の主な内訳は、人件費、扶助費、公債費を合わせた義務的経費が44億7,622万8千円で、前年度比1億8,938万1千円、率にして4.4%の増となり、予算総額に占める割合は、44.0%となりました。これは、公債費が中学校建設などに係る起債償還により、前年度比8,412万2千円、率にして9.5%の増となったこと、そして、扶助費は前年度比1億3,174万1千円、率にして8.8%の増となったことなどによるものです。
次に、投資的経費は、8億9,568万2千円となりました。これは主に、道路防災事業や公共施設の長寿命化事業などにより増加したもので、前年度比3億3,360万9千円、率にして59.4%と大幅な増となっています。
厳しい状況が続く財政状況の中での増額の新年度予算となりましたが、皆様には将来を見据えた予算編成についてご理解を賜りますようお願いいたします。
一方これらに対する歳入は、町税では25億4,300万円を見込み、前年度比2.5%の増となりました。
地方交付税は、国の地方財政計画及び前年度実績から23億円で前年比5.5%の増を見込みました。
国庫支出金は、主に認定こども園施設整備事業などの増により、13億5,784万4千円で、前年度比30.2%の増、県支出金は、7億2,015万5千円で前年度比10.6%の増となりました。
寄附金は、ふるさと寄附の見込額により5億50万2千円を計上し、前年度と同額といたしました。
繰入金は、一般財政調整基金からの繰入を行わなかったものの、ふるさと寄附基金からの繰入により、6億3,279万7千円で前年度比64.1%の増となりました。
町債は、8億8,370万円で、国の地方財政計画による臨時財政対策債を1億4,000万円計上したほか、道路防災事業の増などにより前年度比2%の増となりました。
そして、繰越金は、4億円を計上しました。
以上が一般会計予算の概要でございます。

 

次に、7つの特別会計を合わせた総額は70億6,880万円で、前年度比1億5,580万円、率にして2.3%の増となりました。
これは、斎宮跡保存事業特別会計で保存活用費や歴史的風致維持向上計画推進費の増、国民健康保険特別会計では療養給付費等の減、農業集落排水事業特別会計では維持管理費の増、公共下水道事業特別会計では施設建設事業費の減、介護保険特別会計では介護サービス給付費の増、後期高齢者医療特別会計では広域連合への負担金の増によるものです。
また、企業会計の上水道事業は7億5,450万円で、前年度比7.3%の増となりました。これは、資本的支出において蓑村地内の老朽管更新に係る工事費等が増になったことが主な要因です。
これら令和4年度の一般会計、特別会計、企業会計の9つの会計の総予算額は179億8,830万円で、前年度比12億4,730万円、率にして7.5%の増となりました。

 

予算の詳細

それでは、令和4年度予算の主な施策・事業につきまして、予算書の歳出科目別及び会計別にご説明申し上げます。
2款の総務費では、人事管理費で職員採用試験に関する経費などを計上しています。
広報費では、町ホームページのリニューアルに係る経費などを計上しています。
財産管理費では、庁舎等の維持管理に伴う各種委託料のほか、空調の取替工事に係る経費などを計上しています。
総合行政システム費では、各種電算関連に係るシステム管理費のほか、行政手続きのオンライン化の取り組みに係る経費を計上しています。
災害対策費では、地震や台風、集中豪雨などの自然災害等の対策に要するための経費や、屋外拡声子局の修繕、避難所表示看板2基の設置、防災行政無線戸別受信機購入費用のほか、自主防災組織員の防災士資格取得のための助成など、ハード対策及びソフト対策費用を計上しています。
防犯対策費では、安全安心推進マネージャーを新たに採用するほか、犯罪抑止等のため設置されている防犯灯について、自治会が管理する防犯灯のLED化を引き続き推進していきます。
企画費では、地域活性化起業人2名、他の予算科目とあわせて6名の採用を予定しております。また地域おこし協力隊についても企画費で4名のほか、合計7名を任用することとしています。
ふるさと寄附については、令和2年度に引き続き令和3年度も好調であったことから、本年度も当初で5億円のご寄附を想定し、必要な経費を計上しています。
自治振興費では、コミュニティセンター長寿命化のための委託料、工事請負費などを計上しています。
地域振興費では、多くの住民が利用できる地域公共交通の維持確保のため、町民バス4台の運行委託料や、伊勢市おかげバスが明和町へ乗り入れている部分についての運行経費に係る負担金を計上しているのに加え、新たに「高齢者等のお出かけ促進と一体化した新たな交通手段の確保」事業として、デマンド交通の実証実験に係る費用を計上しています。その他、めいわ市民活動サポートセンターの委託料、空家対策推進に関する経費などを計上しています。
地方創生推進交付金事業費では、2年目となる「異文化交流によるNEWチャレンジャー支援事業」として映画ロケにあわせた取り組みや、ワカモノの起業応援などの事業も計上したほか、新たに「三重広域連携スーパーシティ構想を契機としたデジタル田園都市創生プロジェクト」として、スーパーシティ構想に関する新規事業のほか、起業支援・交流人口増加に向けた取り組みやサテライトオフィス機能も含めた「インキュベーションセンター」の費用も計上しています。
収税対策費では、新たに徴税や債権回収の支援委託の経費も計上しています。
戸籍住民基本台帳費では、マイナンバーカード交付に関する費用やマイナポイントに関する費用を計上しています。
選挙費では参議院議員、県議会議員、町長・町議会議員選挙の執行経費を計上しています。
3款の民生費における社会福祉総務費では、福祉医療費助成事業として、障がい者医療費、子ども医療費、一人親家庭等医療費を、また、高齢者・重度心身障害者タクシー助成金を計上しています。
また、社会福祉協議会への明和の里施設運営管理に係る指定管理業務委託料や専門職員設置補助金などを計上したほか、昨年に引き続き、特別出産祝金事業として新生児一人あたり10万円の給付を予定しています。
さらに、4月開設予定の「成年後見サポートセンター」事業に関する費用を計上しているほか、感染症対策としては、生活困窮者等が自宅療養者となった場合の緊急食糧等物資給付に関する費用も計上しています。
障がい者福祉費では、自立支援医療給付金や介護給付費、地域生活支援事業費などを計上しています。また、障がい者生活支援センターの相談業務に係る相談員の人件費等を社会福祉協議会への負担金として計上しているほか、多気郡地域児童発達支援センター運営委託に関する費用も計上しています。
高齢者福祉費では、高齢者の皆様に安心して生活していただくための緊急通報システム業務委託料のほか、老人クラブへの活動補助金、シルバー人材センターの運営補助金、宮川福祉施設組合に係る負担金、高齢者相談支援として介護予防地域支援事業委託料や災害時要援護者情報管理システム更新業務委託料などを計上しています。また、認知症高齢者等の安全の確保とその家族への支援として「認知症高齢者等個人賠償責任保険」についての費用を新たに計上しています。
人権対策費では、人権意識の普及と向上を図るため実施している講演会等の予算を計上しています。また犯罪被害者等支援金も計上しているほか、男女共同参画に関する予算等も計上しています。
人権センター費では、すべての町民の人権が尊重される町を目指し、地域福祉の向上や人権啓発、住民交流の拠点としてセンターが行う地域ふれあい事業や交流事業、各種講座、体験教室、自主サークル活動等の運営や生活相談業務のための予算を計上しています。
児童福祉総務費では、児童手当のほか、子ども家庭支援ネットワーク(MCネット)事業の関連予算、支援対象児童等の見守り強化事業補助金に係る予算等を計上しています。
児童保育費では、町立の保育所と認定こども園の運営費のほか、町内の私立認定こども園と町外の私立認定こども園への施設型給付費のほか、認定こども園施設整備に係る補助金や保育士等の処遇改善に係る予算を計上しています。
子ども支援対策費では、放課後児童クラブの運営委託料や放課後子ども教室事業のほか、地域子育て支援拠点事業に係る予算等を計上しています。
4款 衛生費における保健衛生総務費では、新型コロナウイルス感染症対策費でワクチン接種体制整備の経費として集団接種会場運営に係る負担金や接種委託料など経費一式を計上したほか、救急医療や休日・夜間応急診療などの地域医療体制の関連予算を計上しています。
環境衛生費では、不法投棄防止対策に係る予算を計上するとともに、ごみ減量化を進める再生資源集団回収奨励金や生ゴミ処理機等の購入補助金のほか、再生資源回収委託料でペットボトルの回収委託料等を計上しています。引き続き環境共生型の地域づくりを支援していきます。
公害対策費では、環境現況調査や悪臭規制を進めるための測定分析や環境センターの水質検査業務に係る委託料を計上しています。
清掃費では塵芥車1台の更新に係る予算を計上しています。
成人保健対策推進費では、健康増進法に基づき疾病の早期発見・早期治療に結びつけるための健康診査や各種がん検診、予防接種委託料や健康教室などの予算、風しんの感染拡大防止対策に係る予算を計上しています。
母子衛生費では、乳幼児や児童等を対象とした予防接種事業、また、妊産婦の健康保持推進のための妊婦・産婦の健診や妊婦歯科健診などの各種健診、母子保健事業では、歯科保健事業や精神保健事業、未熟児養育医療費助成事業、昨年度から新設した新生児聴覚検査の一部補助などに係る予算のほか、新たに幼児健診用検査機器の購入のための予算を計上しています。
下水処理費では、松阪地区広域衛生組合への負担金、合併処理浄化槽設置整備事業補助金のほか、浄化槽検討業務委託に係る費用も計上しています。
5款 労働費では、就労及び雇用対策に係る諸経費などを計上しています。
6款 農林水産業費における農業総務費では、鳥獣被害防止対策に係る予算、ふるさと水と土 農村環境創造事業補助、緑化事業として防風林植栽計画策定に関する費用などを計上したほか、狩猟免許取得費用助成などについても計上しています。
農業振興費では、収入保険加入支援補助、スクミリンゴガイ対策として水田病害虫防除対策支援助成のほか、経営所得安定対策の経費を計上しています。
農地費では、幹線排水路の浚渫工事、農作業の生産性の向上と水資源の有効活用を図るため、県営パイプライン事業を進めていきます。
また、八木戸排水機場発電機の整備に係る予算、斎宮きららの森の維持管理に係る予算、斎宮調整池周辺管理事業として植栽管理委託料などを計上しています。
漁港費では、水産物供給基盤機能保全事業として、伊勢市施工工事に係る大淀漁港機能保全工事負担金を計上したほか、漁港海岸漂着物撤去に係る予算も計上しています。
7款 商工費では、商工総務費で商工会補助を計上しているほか、商工業振興費で、町内事業者の育成と産業の振興及び発展を図るため、小規模事業者等への利子補給及び保証料補助や事業所設置奨励金などを計上しています。
6次産業化振興費では、地域資源を活用した新たな産業の創出のため、機械設備や商品開発等への支援を行います。
観光費では、観光基本計画に基づく観光施策を推進するため、啓発に係る予算や各種関係団体への補助金及び負担金のほか、地域おこし協力隊や地域活性化起業人に関する経費も計上しています。
8款 土木費では、地籍調査費で、引き続き有爾中地区の事業進捗を図るための予算を計上しています。
道路橋梁総務費では、適正な道路維持管理のための道路台帳整備や公共物境界明示管理のためのデータベース整理に係る予算を計上し、道路橋梁維持費では路面データ作成に関する経費や、公共施設等適正管理推進事業で町道の長寿命化のための側溝改修工事に係る予算等を計上しています。
道路新設改良費では、自治会要望に基づく幹線道路の整備工事や町道の改良工事費、社会資本整備総合交付金事業を活用した道路施設の老朽化対策や防災・減災対策、狭あい道路整備等の工事費、道路防災事業に係る工事請負費などを計上しています。
下水道費では、農業集落排水事業特別会計と公共下水道事業特別会計への繰出金を計上しています。
9款 消防費では、常備消防費で松阪地区広域消防組合負担金、非常備消防費で消防団員の報酬を引き上げた上での、活動経費などを計上しています。また、消防施設費で、消防力の向上のため、耐震性貯水槽の整備や消防団車庫や水利などの施設修繕料、バイク隊導入に係る予算などを計上しています。
10款 教育費における教育委員会費では、新型コロナウイルス感染症対策として抗原定量検査に係る予算などを計上し、学校運営費では、問題行動等に対応するスクールソーシャルワーカー配置に係る経費、英語教育推進のための外国語指導助手(ALT)3名の配置、小中学校における学力補充等を行う非常勤講師配置、学校支援地域本部事業、地域未来塾事業の運営、不登校児童生徒への対応、ICT教育支援業務などの情報教育推進に係る予算等を計上しています。
小学校区編制等事業費では、運営準備委員会や跡地利用検討委員会に係る経費、建設予定地の測量調査、事業者選定業務支援委託、修正小学校閉校記念事業に関する費用などを計上しています。
小学校費では、施設の運営・維持修繕費用のほか、三重県産の木を活用した新入生児童用机椅子の購入費用などを計上しています。
中学校費では、運営・維持費用のほか、新しく英語検定受験料補助の予算を計上しています。
公民館費、ふるさと会館費では、各施設の管理運営に係る予算を計上しており、中央公民館の外壁修理やトイレの改修経費を計上しています。ふるさと会館については、トイレ洗面台自動水栓化工事や、新型コロナウイルス感染症対策として図書消毒器の導入経費を計上しています。
文化財保存活用費では、開発に伴う一般文化財発掘調査受託事業に係る経費や、斎宮跡保存事業特別会計への繰出金などを計上しています。
保健体育総務費では、全国大会等参加選手強化費、生涯スポーツ振興事業の委託料のほか、美し国三重市町対抗駅伝の経費を計上しています。
体育施設費では、総合体育館の長寿命化改修工事のほか、施設管理の指定管理料も計上しています。
特別会計における斎宮跡保存事業特別会計では、保存活用費として斎宮跡の公有化に係る土地購入費や緊急発掘調査経費、歴史的風致維持向上計画推進費として、史跡公園整備など事業推進に係る関連予算、日本遺産活用推進費に係る経費などを計上しています。
また、いつきのみや歴史体験館及びいつきのみや地域交流センターの施設運営管理に係る指定管理業務委託料を計上しています。
国民健康保険特別会計、介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計では、事業運営の健全化を図るため各種の事業予算を計上しています。
住宅新築資金等貸付事業特別会計は、償還事業に係る経費を計上しています。
農業集落排水事業特別会計では、処理場や真空ステーションなどの施設の維持管理業務等により、区域内の各家庭から流れる汚水を適正に処理し、公共用水域の水質保全に努めるための予算を計上しています。
公共下水道事業特別会計では、明和浄化センターの維持管理費、宮川流域関連公共下水道事業の事業進捗のための予算を計上するとともに、企業会計への移行のための委託料等を計上しています。
水道事業会計では、安全で安定的な水の供給を円滑に行うため、老朽管更新や配水管布設などを計画的かつ効率的に実施していくための予算を計上しています。また、応急給水栓の整備費用のほか量水器購入の費用なども計上しています。
次に、明許繰越に係る事業につきましては、一般会計では、異文化交流によるNEWチャレンジャー支援事業、住民基本台帳システム事業、住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業、子育て世帯等臨時特別支援事業、農村地域防災減災事業、緊急自然災害防止対策事業、水産物供給基盤機能保全事業、社会資本整備総合交付金事業、道路防災事業、公共下水道事業特別会計で施設建設事業(宮川流域関連公共下水道事業)などを繰越事業として、令和4年度に予算執行することとしています。
以上が予算の詳細です。

 

おわりに

令和4年度の国の予算は、令和3年度補正予算と合わせ、感染症対策に万全を期しつつ、「地域社会のデジタル化の推進」「公共施設の脱炭素化の取組等の推進」「消防・防災力の一層の強化」を主な歳出項目としており、引き続き人口減少対策やデジタル田園都市国家構想の実現、グリーン社会の実現、活力ある地方づくり、少子化対策などの全世代型の社会保障制度の構築を目指すこととしています。
また、三重県においても「強じんな美し国」を目指して三重を前へ進める過去最大の予算として一般会計で約8,194億円の過去最大の予算を計上し、新型コロナウイルス感染症対策のほか、防災減災国土強靭化、観光誘客、活力を高める産業づくり、子どもの健やかな育ちの保証、カーボンニュートラルに向けた取り組みなどを掲げています。
こうした方針を受け、町といたしましては、デジタル田園都市国家構想の実現を目指して、近隣自治体と連携したスーパーシティ構想を推進するほか、行政事務や町全体のデジタル化の推進など、ICTやAIを活用した新しい先端技術も取り入れながら、効率的な行政運営に努めていきたいと考えております。
また、現在進めている新小学校等の建設や、新耐震基準を満たしていない役場庁舎の移転など急がなければならない課題が山積していますが、新型コロナウイルス感染症対策にもしっかりと取り組みながら、本年度からスタートした第6次明和町総合計画や財政健全化プランに基づき、行財政改革を推進していくとともに、新たな財源の確保や、事業の集約化や縮小、公共施設の統廃合などに、引き続き厳しい姿勢で取り組んでいく必要があると考えています。
次世代を担う子どもたちが、未来に向かって夢と希望を育めるまち、町民の皆様が安心して住み続けたいと思っていただけるまちに向けて、職員と共に引き続き取り組んでまいりますので、町民の皆様、議員の皆様には、より一層のご理解とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げ、私の施政方針とさせていただきます。

令和4年3月4日

令和4年6月13日 「6月議会行政報告」

令和4年第2回明和町議会定例会より 行政報告

「6月議会行政報告」

明和町長 世古口哲哉

はじめに

はじめに、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられました方々のご冥福と、罹患された方々の1日も早いご快復をお祈り申し上げますとともに、医療現場の最前線で日夜懸命にご奮闘、ご尽力いただいている医療関係者の皆様に、衷心より感謝を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が世界的にまん延してから2年以上経過しました。新規感染者数は緩やかな減少が続いているものの、完全に収束したとはいえない状況にあります。明和町においても令和4年4月以降250名以上の方が感染されています。町民の皆様におかれましては、引き続きのお願いとなりますが、手指消毒など基本的な感染防止対策とともに、「黙食」の実践など感染リスクの高い場面ではしっかりと感染防止対策をとっていただき、日常生活と感染防止対策の両立をお願いしたいと思います。なお、町民の皆様の新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、6月8日現在、12歳以上の方で1回目の接種を終えた方の割合が88.9%、2回目の接種を終えた方の割合が88.6%、3回目の接種を終えた方の割合が73.9%となっています。また、令和4年3月から始まった5歳から11歳のワクチン接種については、1回目の接種を終えた方の割合が12.0%、2回目の接種を終えた方の割合が10.8%となっています。4回目接種については、厚生労働省の分科会が4月27日に開かれ、接種対象を60歳以上の方と、18歳以上で基礎疾患を有する方及び重症化リスクが高いと医師が認める方を対象とする厚生労働省の提案が了承されました。これまで、医療関係者の皆様には多大なるご苦労をおかけしているところでありますが、4回目のワクチン接種についても円滑に実施できるよう、ご協力を賜りますようお願いしているところです。ワクチン接種や内服薬などウイルスに対抗する手段が増えつつある一方、オミクロン株やステルスオミクロン株のようにウイルスも変異しているため、引き続き気を緩めることなく感染防止対策に取り組んでまいりたいと思います。

さて、2月24日に開始されたロシアによるウクライナへの軍事侵攻は今もなお続き、多くの市街地が破壊され、また、多数の住民の方々が犠牲になるなど、大変厳しい情勢が続いています。これに対し明和町長として、3月16日、軍事進攻に強く抗議するとともに軍の即時撤退を求める抗議文をロシア大使館経由でプーチン大統領に送付いたしました。また、ウクライナ人道危機救援金として、本庁舎のほか町公共施設に募金箱を設置しました。集まった救援金は、6月10日現在で、208,312円となり、日本赤十字社を通じ、赤十字国際委員会などに送金させていただきます。一日も早く平和的解決が図られるよう心から願うばかりです。

それでは、3月定例会以降、本定例会までの間の主な動きにつきまして、簡略にご報告させていただきます。

修正小学校の統合に向けて

3月27日、修正小学校体育館において、修正小学校の統合にかかる住民説明会を行いました。この日は、地域の方々など約40人にご参加をいただき、令和4年度末で閉校する修正小学校の新たな校区などについて説明を行いました。現在、令和5年度での円滑な統合に向けた準備や、実行委員会による各種閉校記念事業などが行われています。閉校は寂しい限りですが、子どもたちへの適正な教育環境の整備を第一に考え、保護者や地域の皆様とともに前向きに進めていきたいと思います。

令和4年度は12名の職員を新規採用

4月1日、新規採用となった職員の辞令交付式と入庁式を執り行いました。今年度から新たに職員となったのは、事務職員8名、土木職員1名、保健師1名、保育士兼幼稚園教諭2名の12名です。辞令交付式では、私から今後の活躍に期待を込めて辞令書を手渡したあと、一人ひとりから力強く服務の宣誓をしていただきました。また、入庁式では今後の職務に向け意気込みを述べていただきました。それぞれの抱負を胸に住民福祉の増進などに取り組んでいただきたいとの思いとともに、町職員としてのこれからの活躍を願っているところです。

新消防団長に辞令を交付

4月7日、明和町消防団の団長を務められた中川 吉弘さんの退任に伴い、新たに団長に就任された西村 弘さんの消防団長辞令交付式を行いました。西村さんは平成5年に入団され、29年間にわたり町民の安心安全を守るため活動されてきました。また、平成28年から6年間副団長を務められるなど抜群の実績と経験をお持ちです。地域防災の要である消防団のリーダーとして引き続きご活躍されることを期待しています。

町内各所で入園・入学式

4月5日から8日にかけて、町内の各小学校と中学校、保育所、幼稚園、こども園で入学・入園式が行われました。6日の各小学校の入学式では189人が入学、また、7日の明和中学校の入学式では200人が入学しました。そして、5日と8日に行われた各保育所等の入園式では、合わせて167人が入園しました。次代を担う子どもたちには、大きな夢と希望を持って、明るく健やかに、成長してほしいと願っています。

企業誘致への取り組み

4月12日、企業誘致推進のため大阪市内に本社を構える企業3社を訪問しました。訪問先では、社長様方から企業概要や今後の投資計画の説明をしていただいたあと、私から明和町の現状や企業誘致の取り組みなどについて説明を行いました。今後も継続して情報交換をできる関係性を築いていくとともに、このようなトップセールス活動を積極的に行ってまいります。

消防団新入団員25人に辞令交付

4月17日、明和町消防団新入団員25人の辞令交付式が役場で行われ、その後、明和消防署 松葉署長による安全管理教養の講話、礼式や機械器具の取り扱いなどの訓練が実施されました。これから、住民の生命と財産を守る使命を担う消防団員として、ご活躍いただくことを期待しています。

SDGsの取り組み ウォータースタンド設置

4月21日、給水機のレンタル事業などを展開するウォータースタンド株式会社様と、マイボトル等に給水できる給水スポット設置に関する連携協定を結ぶため、同社の東海支社長 福嶋様ほか関係者の皆様にご出席をいただき、協定書の締結式を行いました。この協定により、Dreamオーシャン総合体育館に設置されたウォータースタンドを3年間無料で利用できることとなりました。町が進める第6次総合計画で掲げる、SDGsの目標のひとつである「気候変動に具体的な対策を」の一環として、ペットボトル等のプラスチックゴミの減量化が期待できる取り組みです。ぜひご利用いただきたいと思います。

長光寺 木造阿弥陀如来立像を指定文化財に

5月11日、新たに明和町指定文化財に指定した、大淀東区にある長光寺の本尊「木造阿弥陀如来立像」について、長光寺本多副住職、檀家総代の家城さん、橋本さんに役場にお越しいただき、明和町指定文化財指定書を交付しました。この仏像は高さなどの特徴から平安時代後期に作られたとみられるもので、大淀地区が少なくとも平安時代から続く集落だと証明できる大変貴重な資料です。これからも地域の宝物として大切に保存し、後世に引き継いでいっていただきたいと思います。

各種事業推進のために

5月12日から13日にかけて、都内の企業などを訪問し、ふるさと納税や企業版ふるさと納税、メタバースなどについての新たな取り組みの検討に向けた協議を行いました。また、スーパーシティ構想で連携している企業なども訪問し、自治体DX推進などまちづくり全般について意見交換を行いました。企業でご活躍されている方々の意見は今後のまちづくりにおいて大変参考になります。これからも積極的にこのような場を設けて、たくさんの方々と関わりを持ち、事業推進に繋げてまいりたいと思います。

再編小学校等住民説明会を開催

5月15日、中央公民館大集会場において、第1期再編小学校等についての住民説明会を行いました。この日は、明和町への移住を検討している町外のご家族を含めた約50人の皆様のご参加をいただき、昨年度策定しました建設基本構想や事業方式などについて、また今年度の取り組みとして、建設事業者の選定を行うことや、新たに導入を計画しているコミュニティ・スクールなどについての説明を行いました。今後も町民の皆様のご理解とご協力を賜りながら、令和8年4月の開校・開園に向けて計画を進めてまいります。

修正小学校でも最後の運動会

5月22日、大淀・上御糸・下御糸・斎宮・修正の各小学校で運動会が行われました。雨天で1日延期して行われた本番、この日は気温も上がり、暑い1日となりましたが、児童たちは元気いっぱい競技に取り組み、友達や家族と運動会を楽しんでいました。また、小学校区再編に伴い今年度限りで閉校となる修正小学校では、45名の児童がこの日のために練習してきた成果を元気いっぱいに披露し、会の最後には閉校事業の一環として全校児童や保護者、地域の方々が参加して記念撮影が行われるなど、感動につつまれた1日となりました。

6月8日、新型コロナウイルス感染症の影響により延期となっていました明星小学校の運動会が行われました。晴天に恵まれたこの日、児童たちは徒競走やダンスなど日頃練習してきた成果を発揮し、元気いっぱいに楽しんでいました。平日の開催となりましたが、ご家族の皆さんのご理解とご協力のおかげで無事に開催できたことを嬉しく思っております。

3年ぶりに斎王まつり開催

6月5日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により去年、おととしと開催が見送られた斎王まつりが3年ぶりに開催されました。例年のような前夜祭は行わず当日のみの開催とし、また子どもたちの出演を見送るなど規模を縮小した形となりましたが、主催者発表によると18,000人の方がお越しになったとのことであり、過ごしやすい気候の中、多くの皆様に楽しんでいただきました。ご尽力いただいた実行委員会の皆様及び関係者の皆様に心から敬意を表しますとともに感謝を申し上げる次第です。

おわりに

最後に、先般、明和町選挙管理委員会から、任期満了に伴う町長・町議会議員選挙が令和4年11月13日に執行されることが公表されたところです。私事ではございますが、平成30年12月に町長に就任し、以降、明和町の輝く未来を創造するために、「人や産業に活力があるまちづくり」、「繋がり(絆)を活かすまちづくり」、「英知を活用するまちづくり」の3つの柱を原点として、町の発展のために誠心誠意努力してまいりました。しかしながら、やり残していることも含め、今なお、まちづくりの課題は山積しているため、これまでの経過を踏まえ、一層取り組みを推進していかなければならない状況にあると思っています。
「ALL明和の気運を醸成しながら、住みたい、住み続けたいまちづくり」を実現していくため、次の4年間も町政の舵取りに勇気をもって元気に本気で取り組んでいきたいとの決意であることを表明させていただき、行政報告とさせていただきます。
 

令和4年9月5日 「9月議会行政報告」

令和4年第3回明和町議会定例会より 行政報告

「9月議会行政報告」

明和町長 世古口哲哉

はじめに

はじめに、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられました方々のご冥福と、罹患された方々の1日も早いご快復をお祈り申し上げますとともに、医療現場の最前線で日夜懸命にご奮闘、ご尽力いただいている医療関係者をはじめとする多くの関係機関の皆様に、衷心より敬意を表しますとともに感謝を申し上げます。
さて、オミクロン株BA.5により、全国的に感染者数が急激に増加いたしました。三重県では、重症化リスクの高い高齢者などの命と健康を守るため、8月5日から県内全域に「BA.5対策強化宣言」が発令され、高齢者や基礎疾患をお持ちの方やその同居家族については感染リスクの高い行動を控えるなど、感染防止対策の更なる徹底がお願いされました。明和町においても7月1日以降、8月31日までの新規感染者数が1,474人と、非常に厳しい状況が続いています。一日も早くこの感染拡大の波を抑えこまなければなりません。あらためて町民の皆様には、定期的な換気、こまめな手洗いや手指消毒、三つの密の回避、適切なマスクの着用など、引き続き感染防止策の徹底をお願いしているところです。
なお、町民の皆様の新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、 8月26日現在、12歳以上の方で3回目までの接種を終えた方の割合が79.8%、また、5歳から11歳のワクチン接種については、1回目の接種を終えた方の割合が13.2%、2回目の接種を終えた方の割合が12.8%となっています。4回目接種については、接種対象が60歳以上の方と、18歳以上で基礎疾患を有する方及び重症化リスクが高いと医師が認める方、そして医療従事者や高齢者施設等の従事者となっておりますが、全人口に対する4回目の接種を終えた方の割合が13.2%となっています。
この苦しい状況の中、ご自身や大切な人の命と健康を守るため、長期にわたり感染防止対策に取り組んでいただいている皆様に心から感謝を申し上げますとともに、今後も三重県など関係機関と連携しながら、感染拡大防止に向け全力で取り組んでまいりますので、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。

さて、政府は、7月29日に閣議了解された「令和5年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針について」の中で、「経済財政運営と改革の基本方針2022」及び「経済財政運営と改革の基本方針2021」に基づき、経済・財政一体改革を着実に推進する。ただし、重要な政策の選択肢をせばめることはあってはならない。歳出全般にわたり、施策の優先順位を洗い直し、無駄を徹底して排除しつつ、予算の中身を大胆に重点化するとしています。そして、地方交付税交付金等については、「新経済・財政再生計画」との整合性に留意しつつ要求すること、また、新しい資本主義の実現に向け、人への投資、科学技術・イノベーションへの投資、スタートアップ(新規創業)への投資、GXへの投資及びDXへの投資に対する予算の重点化を進めるなどとしています。
これらを受け、町では先日幹部職員を対象に令和5年度の当初予算説明会を開催しました。財政健全化プランの基本理念に掲げる「選択と集中」による施策の重点化及び効率化を図りながら「持続可能」な財政運営を目指すこと、そして「歳入確保」や「歳出抑制の推進」などの基本方針を念頭に置きながら、各部署において国・県の動向をしっかりと把握し、必要な事業等を十分精査したうえで新年度の予算要求に臨むよう指示したところです。

それでは、6月定例会以降、本定例会までの間の主な動きにつきまして、簡略にご報告させていただきます。

技術向上と連携強化 消防団夏季訓練

6月6日、明和町消防団の夏季訓練が始まりました。この日から10月9日までの期間、各分団ごとに割り当てられた日に参加し、基本動作を学ぶ礼式訓練や放水時に使用するホースや筒先の取り扱いなど、技術向上と連携強化を図る訓練を実施しています。火災や地震などに備えるため、そして町民の皆様の安心・安全を守るため、団員としての使命を意気に感じながら、精一杯取り組んでいただきたいと思います。

仲間とともに 明和中体育祭

6月17日、明和中学校の体育祭が行われ、生徒たちが仲間とともに競技に取り組みました。この体育祭は、これまでの体育活動の発表の場であるとともに、仲間と協力することで生徒会キーワード「誇り」を体現し、自らをより高めることを目的としているとのことです。新型コロナウイルスの影響で、おととしは学年別に実施、昨年は全校生徒で実施できたものの無観客での開催でした。今年は3年ぶりに保護者の方々に観覧していただけることになり、約200人にお越しいただきました。仲間とともに全力を尽くし、仲間を一生懸命に応援したことは、中学校生活の思い出のひとつとして胸に刻まれたことと思います。

明るい社会づくりを広く呼びかけ

6月23日、「社会を明るくする運動」強調月間を前に、多気郡保護司会の皆様が明和町役場にお越しになり、「内閣総理大臣からのメッセージ」を伝達していただきました。社会を明るくする運動は、すべての国民が犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせて犯罪のない社会を築こうとする全国的な運動で、今年で72回目を迎えます。強調月間である7月、1日に明星駅、3日は大淀ふれあいキャンプ場の安全祈願祭、4日には斎宮駅で啓発活動を行っていただきました。明るい社会づくりを広く呼びかけ、さまざまな活動に取り組んでいただいている保護司の皆様に、心から敬意を表します。

持続可能な経済社会へ

6月24日、多気町役場において、デジタル田園都市国家構想の「三重広域連携モデル」事業について、その概要を発表しました。このデジタル田園都市国家構想は、地域の個性を生かしながら地方を活性化し、持続可能な経済社会を推進するという取り組みで、「三重広域連携モデル」は、多気町、大台町、度会町、紀北町、そして明和町の5町広域で構成する事業モデルです。この事業の柱は、データ連携基盤整備、共通地域ポータルサイトの作成やデジタル通貨の普及などです。この事業が、人口の流出や少子高齢化による人口減少、地域内の観光客の周遊率などの改善につながるように、しっかりと取り組みを進めてまいります。

町政推進のためトップセールス

6月30日から7月2日までの3日間、愛知県及び東京都内の事業所などを訪問しました。テレビ放送関係企業では明和町の情報発信について、大学関係者とは地域創生の連携などについて、それぞれ協議を行いました。また、全国史跡整備市町村協議会の役員会に出席し、今後の取り組みについて協議を行いました。今後も、私自身が足を運び、積極的にトップセールスを行ってまいりたいと思います。

キャンプ場の安全を祈願

7月3日、大淀ふれあいキャンプ場で観光協会主催の安全祈願祭が行われ、参列者が海岸やキャンプ場の利用者の安全を祈願しました。また、宝探しなどのイベントも催され、賑わいをみせてくれました。このキャンプ場は通年利用していただけます。たくさんの方々にお越しいただき、町を代表する観光地「大淀海岸」を楽しんでもらえたら嬉しく思います。

放課後の子どもたちの居場所づくり

7月9日、いつきのみや地域交流センターで、めいわチャレンジきっず 土曜教室を開催しました。この事業は、放課後の子どもたちの居場所づくりと地域の方々とのふれあいを目的に取り組む、放課後子どもプラン事業の一環として実施したもので、明和町と連携協定を締結する皇學館大学教育学部の学生さんたちに講師を務めていただいています。子どもたちにとっては大学生のお兄さん、お姉さんと交流しながら学ぶ楽しさを教わることができ、そして教員を目指す学生さんたちにとっては教育の実践を体験できる場となるため、とても有意義な事業であると認識しているところです。

平和の尊さを学ぶ

7月11日、明和中学校で生徒たちが被爆伝承者の講演を聞く平和学習が行われました。町では、戦争の悲惨さや平和の尊さに触れ、次世代につないでいくことを目的に、平成27年度から5年間、生徒の代表者を被爆地広島へ派遣し平和記念式典に参加してきましたが、その際に現地で聞いた被爆体験伝承者の話を全校生徒に聞いてもらいたいという思いと、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、2年前から被爆体験伝承者を学校に招いて講演をしていただいています。今年の講演では、原爆投下の瞬間、爆風で飛ばされたことや大切な人を失ったこと、後遺症に悩まされたことなどを話していただいたとのことです。生徒たちには、講演を通して平和な世の中にするために何ができるか、あらためて考えてもらえたと思います。

閉校施設活用で地域活性化を目指す

7月15日、今年度末で閉校する修正小学校及び旧暁幼稚園の利活用事業の公募を開始しました。全国でも閉校施設は官民を問わず様々な利活用が行われています。町にとって閉校・閉園施設は貴重な財産であることから、地域の実情やニーズを踏まえながら有効活用していきたいと考えており、今回は地元の願いでもある「地域活性化に繋がる事業提案」を広く求めております。9月末の締め切りまでに良い事業提案が出されることを期待しております。

県内町村が一丸となって

8月1日、三重県町村会の定期総会に出席しました。総会では、政務活動として、財政基盤の強化、防災対策の充実強化、農林水産業の振興、教育行政の推進など、12項目の要望事項について国及び県に要請活動を行うことを決議し、一丸となって取り組んでいくことを確認しました。

ようこそ新ALT

8月2日、新しいALT(外国語指導助手)として就任した、ジェデダイア・タッカー・パンコーストさんの入庁式を行いました。ジェデダイアさんはアメリカ オハイオ州出身の27歳で、4日に退任したヴィクトリア・トーマス・ダウニーさんに引き続き、明和中学校を中心に外国語授業の補助や、幼稚園・保育所・こども園での外国語活動を通じて、子どもたちの英語教育の推進に携わっていただきます。生徒・児童・園児たちと交流を図り、親睦を深めてもらうよう期待しています。

明和町いきいき商品券第3弾

8月5日、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、町民の皆様の生活支援と地域経済の活性化につなげていくことを目的に実施する明和町いきいき商品券事業の商品券を発送しました。この商品券は1人当たり5千円分で、使用可能期間は令和4年9月1日から翌年1月31日までとしております。この事業に連携して取り組んでいただいている明和町商工会をはじめ、取扱事業所としてご登録いただいた事業所の皆様、換金にご協力いただく金融機関の皆様方に感謝申し上げるとともに、当事業が順調に進み、無事に完了できるようしっかりと対応してまいります。

41年ぶり!明和中女子ソフトボール部県大会優勝~全国大会へ

8月17日、全国大会に出場する明和中学校女子ソフトボール部の部員と監督、コーチなど関係者にお越しいただき、私から激励をさせていただきました。明和中学校女子ソフトボール部は今年7月に開催された三重県中学校総合体育大会で優勝、8月に開催された東海中学校総合体育大会で準優勝と優秀な成績を収め、全国大会出場を決めました。8月23日に北海道で開催された全国大会では、惜しくも1回戦で敗退しましたが、41年ぶりに三重県を制したことは素晴らしい快挙であり、輝かしい歴史を刻んだことに心から拍手を送りたいと思います。

新しい時代の学び舎を

8月31日、令和8年度の開校・開園を目指しております「第1期再編小学校等」につきまして、「設計・施工一括発注方式」による整備に係る事業者の公募を開始しました。「公募型プロポーザル方式」により募集及び選定を行い、来年の3月には契約締結の議案を上程させていただく予定でございます。今年の3月に策定いたしました「第1期再編小学校等の建設基本構想」の基本理念であります「地域とともに 未来の可能性を広げる 新しい時代の学び舎」としての整備を、引き続き皆様方のご協力をいただきながら進めてまいります。

コロナ禍の中 伝統をつなぐ

なお、例年これらの時期に開催されてきた行事が、新型コロナウイルス感染症の影響により中止や延期になる中、「上村天王祭」や「蓑村虫送り」、そして「大淀祇園祭」といった歴史ある伝統行事が規模縮小等を行いながらも開催されました。関係者の皆様のご尽力に敬意を表しますとともに、これからも大切な伝統行事を後世に継承していただきたいとの思いを強くしたところです。そして、一日も早く様々な行事等が無事に開催できるよう、このコロナ禍が一刻も早く終焉することを心から願うばかりです。

おわりに

今後も、町民の皆様が安全安心に、日々充実した暮らしを営んでいただけるよう最大限の努力をしてまいりますので、議員の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げ、行政報告とさせていただきます。
 

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総務防災課 総務係
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